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「関西スマートセルフォーラム2018」を新たに立ち上げます
~ IT/AI技術×バイオテクノロジーの融合 ~ 

最終更新日:平成30年9月20日

近畿経済産業局では、素材系企業や大学・研究機関が集積し、スマートセル技術の産業化ポテンシャルが高い関西地域において、「関西スマートセルフォーラム2018」を立ち上げることとしました。
「関西スマートセルフォーラム2018」では、特定非営利活動法人近畿バイオインダストリー振興会議と連携して、
  1.スマートセルを取り巻く動きや最新技術動向を関西企業に共有
  2.新旧技術の融合を実現する場の形成
  3.有望なシーズ技術の発掘と、バイオベンチャーの事業化支援
等の取組を行います。

キックオフイベントとして、国のバイオ戦略、大学やNEDOにおける研究開発状況、カルタヘナ規制の動向をテーマにしたセミナーを9月25日(火)に大阪大学中之島センターで開催します (案内チラシ)。
今年度は全3回のセミナーを開催し、最新技術動向や知財戦略に関する説明、企業における事例紹介、基盤技術を持つベンチャーによるプレゼンを行います。
このようなセミナーの開催による企業や研究者とのマッチング機会の創出とあわせて、基盤技術の発掘やベンチャー支援等を行うことで、関西におけるスマートセルインダストリーの実現を目指します。

「関西スマートセルフォーラム2018」第1回セミナー

日時

平成30年9月25日(火)14:00~17:00(17:10~ 交流会)

場所

 大阪大学中之島センター 7階 講義室703
アクセスをご覧ください。

主催

近畿経済産業局、NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議

参加費用

無料(交流会のみ3,000円)

プログラム

14:00 開会挨拶  近畿経済産業局 局長 森 清

14:10 「バイオエコノミーの実現に向けた国際動向と我が国の取組」

経済産業省商務情報政策局 商務・サービスグループ 生物化学産業課長  上村 昌博 氏

(講演概要)
近年、バイオテクノロジーが貢献する市場(産業群)に対して“バイオエコノミー”という概念が提唱されており、炭素循環社会の実現を含めた持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、世界的にバイオエコノミーの潮流への期待が醸成されつつある。その大きな推進力となっているのが、バイオ技術とデジタル技術の融合である。両分野の技術革新により、今日では、生物情報に基づいて“欲しい機能”を合理的にデザインした「スマートセル」の実現が可能となりつつある。
本講演では、スマートセルによる産業創出の可能性や、バイオエコノミーの実現に向けた国内外の政策展開についてお話したい。

14:50 バイオエコノミーを加速するスマートセルインダストリー ~技術開発・産業の動向~

神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 教授  近藤 昭彦 氏

(講演概要)
「バイオエコノミー(Bioeconomy)」、すなわちバイオテクノロジーが影響、牽引する産業群が形成する経済、市場が急拡大しつつある。その産業規模は2030年には約200兆円(OECD加盟国)に成長する予想である。既に農業,健康,工業の幅広い産業に多大なインパクトを与えつつある。バイオエコノミーの拡大は、国連が宣言するSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に向けた取り組みの達成に大きく貢献し、今後の世界経済の拡大を支えるであろう。この流れを加速するのが、バイオテクノロジーで起こっている大きな変革である。ゲノム解読の超高速化や莫大なゲノムデータの蓄積、迅速な高精度マルチオミックスデータ取得技術の進展、大規模ゲノムの合成技術やゲノム編集技術の勃興、そしてこうした先端バイオ技術がIT,AI技術やロボット技術と融合することにより、革新的なバイオ工学(Engineering Biology)技術を生み出している。本講演では、バイオ工学技術およびそれが生み出すスマートセルインダストリーについて述べる。

15:30 休憩

15:40 「スマートセルインダストリー実現のための技術開発(NEDOスマートセルプロジェクト)」

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
材料・ナノテクロノジー部 主査 プロジェクトマネージャー  林 智佳子 氏

(講演概要)
NEDOが取組む「スマートセルインダストリー」の実現のための技術開発についてご紹介します。植物や微生物の機能を活用して化粧品・プラスチック等の工業材料の生産技術開発であり、海外技術に依存しない国産ゲノム編集技術、二次代謝産物高効率生産技術、生物情報に基づく合理的な生物機能設計技術等の開発を行っています。これにより、生物細胞が持つ物質生産能力を最大限に引き出した“スマートセル”を作り出し、従来合成法では生産が難しい有用物質の創製又は従来法の生産性を凌駕するための基盤技術を開発し、生産プロセスの低コスト化・省エネ化を目指しています。

16:20 「遺伝子組換え生物に係る法規制の動向について」

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
バイオテクノロジーセンター 安全審査室 室長  松尾 康範 氏

(講演概要)
カルタヘナ法は、日本国内において、自然環境における生物の多様性を守るために遺伝子組換え生物等の使用等を規制することを目的に平成16年2月に施行され、遺伝子組換え生物が生物多様性へ影響を及ぼさないかどうか事前に審査することや、適切な使用方法について定めている。
本講演では、カルタヘナ法の概要や最近の動向(主に、外部への拡散を防止する意図をもって行う第二種使用等における産業上の使用等の運用改善など)、また、ゲノム編集技術のうち、カルタヘナ法で規定される技術についての整理(検討段階)について紹介する。

17:00 「関西スマートセルフォーラム2018のねらい」

       近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課 課長  足立 光晴

17:30 閉会挨拶  NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議  副理事長 山田 正彦

申し込み方法

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このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課 
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6163
FAX番号:06-6966-6097
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