「組込みシステム」は、産業機器や家電製品に内蔵されている、特定の機能を実現するためのコンピュータシステムで、我が国の主力産業であるデジタル家電、産業機器、自動車などの品質を左右する重要な役割を担っています。
これら「組込みシステム」、及び組込みシステムに搭載されている「組込みソフトウェア」は、国内大企業から国内中小企業に開発委託されることが一般的ですが、発注企業からは、「品質管理が難しい」、「納期・開発工程の管理が難しい」等といった、また受注企業からは、「仕様や計画の変更が多い」、「納期・開発工程の管理が難しい」、「要求仕様や設計仕様の共有が難しい」、「取引金額が安い」等といった課題が指摘されています。
そこで、近畿経済産業局では、関西における組込みシステム及び組込みソフトウェアの外部委託にかかる実態を詳細に調査し、発注企業・受注企業ともにメリットを享受できる取引関係を構築するための方策を検討しました。
今般、その調査結果を取りまとめ、発注企業・受注企業間の公正な取引の実現に資するよう、「組込みソフトウェア開発委託契約書雛型」を作成しましたので、ご紹介いたします。
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