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事例で見る対日投資(レカロ株式会社)

最終更新日:平成25年8月28日

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【ドイツ】レカロ株式会社

開設:1976年
所在地:滋賀県東近江市柴原南1570-1
事業内容:自動車用シートの輸入・製造・販売、チャイルドシート、オフィスチェアの輸入・製造・販売
ホームページ:レカロ株式会社外部リンク 新しいウィンドウで開きます

インタビュー

世界初の自動車用シート専門メーカーとしてプレミアムブランドを構築したレカロは、早くから人間工学と整形医学の研究成果を製品開発に反映してきました。ドイツに本社のあるレカロが日本の関西に拠点を設立したのが1976年。それ以降、日本においても車に乗る人の健康を配慮した快適性と安全性を兼ね備えた自動車用シートの製造・販売を行っています。日本では、レカロというとスポーツシートのイメージが強いですが、幅広い年齢層にも受け入れられるラグジュアリーやコンフォートといったセグメントの自動車用シート、さらに新生児や幼児向けのチャイルドシートに至るまで、様々な製品ラインナップが揃っています。 
この度、アジア・オセアニアの製造および販売拠点として滋賀県に工場を構えているレカロ株式会社(本社:ドイツ)を訪問させていただき、日本・関西への進出の経緯や事業展開について、代表取締役社長のクリスティアン・デーブス氏にお話を伺いました。

レカロ㈱クリスティアン・デーブス代表取締役社長

関西進出の経緯について

1976年、ドイツ本社で生産する自動車用シートの日本向け販売拠点を京都に立ち上げました。その後、国内ビジネスが成長してゆくに従い、日本での製品開発、さらに短納期かつ安定した製品供給の対応などが求められるようになりました。そこで京都に近く、かつ顧客へのアクセスの良い場所に自動車用シートの開発および生産拠点を構えることを決断。その結果、西のマツダ、東のトヨタ・ニッサンの中間に位置する名神高速道路沿いの用地で、工場を建てるのに充分な広さをもっていたこの場所に工場を設立することになりました。現在は、レカロ本社の100%子会社として、開発および生産だけではなくアジア・オセアニア地域を統括する販売拠点としてグローバルな事業展開を行っています。 

日本における事業展開について

日本国内において既に定着しているレカロのイメージからすると、モータースポーツを楽しむ方やスポーツカーを所有される方などに向けた特殊な自動車用シートだと思われがちですが、実際にはモータースポーツの分野ではない普通の自動車用シートやチャイルドシートも主要な製品となっています。本来、レカロの自動車用シートとは人間工学に基づき正しい着座姿勢の実現というものを追求し、「長距離・長時間運転しても疲れにくい、腰痛にもなりにくいシート」として設計しているものです。いわゆる安全かつ快適、そして健康的なドライブをサポートするものです。レカロのエルゴノミクスシートという製品価値、そしてレカロチャイルドシートは日本ではまだあまり知られていないので、今後はより積極的にその認知度を向上させていきたいと考えています。

関西に対する評価

関西は生活環境が非常に良いと思います。東京は、建物ばかりが目に入りますが、関西は近くに自然があり、都市と自然が調和していると思います。また、関西では交通インフラが整備されており、どこに行くにもアクセスが良好で、現在住んでいる京都から関西空港には特急「はるか」に乗れば便利です。また、関西、特に京都には独特の文化もあり、日本で住むのには関西以外では考えられません。 

ビジネスパートナーとの連携について

優秀な人材を確保することが難しいので、人材確保の面で他社と提携できたらいいと考えています。例えば、ジョブフェアの開催、大学や人材斡旋会社とネットワークを持つなどが考えられると思います。また、ドイツではSAP(企業の各種業務の管理を支援するソフトウェア)のシステムを同じクラスター内では他企業とシェアできるので、日本でも、SAPを他社と共有できないかと思います。

今後のビジネス展開について

日本においてエルゴノミクスシートとしての製品価値やレカロチャイルドシートの認知度を向上させるとともに、日本市場だけではなくアジア諸国において市場を拡大していきたいと思っています。特に中国では、車の装備に力を入れる傾向があり以前よりも参入しやすくなっています。また近年、中国や韓国ではチャイルドシートの市場が急速に拡大しており、一方で、その中国、そしてインドやフィリピンなどアジアの多くの国々で未だチャイルドシートの装着が法制化されていないので、今後の成長が期待できる潜在的な市場といえます。さらに、日本国内でも自動車製造メーカーとの良好な関係をより深めていくことでOEMビジネスを更に成長させていきたいと考えています。

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