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外国企業進出事例(インターコール・ジャパン株式会社)

最終更新日:平成26年11月11日

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【アメリカ】インターコール・ジャパン株式会社

大阪営業所設立:2010年3月
所在地:大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル20階
事業内容:会議サービスプロバイダー
ホームページ:インターコール・ジャパン株式会社外部リンク 新しいウィンドウで開きます

インタビュー

インターコール・ジャパン株式会社は、2003年に日本に進出した、電話会議、ウェブ会議、テレビ会議等を含むユニファイドコミュニケーションサービスの提供により、遠隔地間におけるビジネスの効率化をサポートする企業です。
2010年3月に大阪営業事務所の開設時にインタビューを実施しましたが、今回、その後の事業について、西日本営業統括大阪支店長、クリス・クリストファーズ氏にお聞きしました。

業界トップの会議サービスプロバイダー

より多くの企業がグローバルに展開するようになった昨今、海外拠点との意思疎通が欠かせません。インターコール社は、世界中で75,000社以上の企業を顧客に持ち、電話回線を用いた電話会議、ウェブ会議、テレビ会議等のサービスを提供する世界最大手の会議サービスプロバイダーです。
テレビ会議といえば、特別に会議用の機器を設置した会議室に出向くスタイルが主流ですが、当社の会議システムは、新規に機器を導入する必要がなく、既存の電話機、パソコン、ネット回線を活用することで、複数拠点とのグローバルなコミュニケーション基盤を確立することができます。セットアップ費用もなく、すぐにアカウントが発行されるため、経費的にも心理的にも導入に至る抵抗感がありません。また、最近はスカイプといった手軽なシステムもありますが、機密情報等を扱う企業にとってはセキュリティが命です。日本では、クラウドシステムをセキュリティの観点から避ける企業が多いですが、当社のシステムのセキュリティは大変優れており、業界トップクラスのクラウドシステムとして高く評価されています。特に機密性を重視する製薬企業から高い支持を得ています。
当社の会議サービスは電話回線を使用するオプションを提供しているので音声が安定しています。そこに、ネット回線があれば、ウェブ会議も可能で、会議をしながら画面上のエクセルやパワーポイント等を、遠隔地双方から編集することもできるため、大変便利です。ウェブ会議は音声の質が劣るというイメージがありますが、当社の扱うシステムは前述の電話回線と連動しているため安定した明瞭な音声で会議ができることから、ウェブ会議業界で、世界50%以上のトップシェアを誇っています。
また、当社はシステムを売るだけではなく、その後のユーザーのトレーニングサポートサービスにも力を入れています。海外各地に拠点があるので、日本国内のお客様だけではなく、海外の通信先に対しても、現地で対応できるのが当社の最大の強みです。このトレーニングサポートサービスにより、お客様も安心して新しいシステムを導入していただけるようになっております。また、例えば「Blue Jeans」というアプリケーションを入れるだけで、今まで電子カタログ程度にしかお使いになっていなかったiPad等のタブレットを、H323テレビ会議端末との接続が可能となるなど、お客様のモバイル端末の使い道を広げることができるようになり、仕事の効率向上に貢献しています。

順調に拡大

外資系企業クライアントへの拠点サポートとして、東京のみで日本法人をスタートした当社ですが、関西を含む西日本に事業を拡大するため、大きなマーケットを持つ大阪に5年前に拠点を設けました。当初は机1つ、社員1名からスタートした大阪営業所でしたが、今は社員も4人に増え、売上も当初の予想をはるかに上回る20倍になりました。関西には、家電や医薬品のグローバル企業が集積していることから、海外の拠点との円滑なコミュニケーションを必要とする、業界大手からニッチな分野で活躍する中小企業まで、様々な企業にご利用頂いており、現在、100社を超える企業のサポートを行っています。
当社の競合となるグローバル企業は日本国内に複数社ありますが、いち早く大阪進出を遂げたことが、西日本における当社の知名度向上につながっていると考えます。

今後の展開

クラウドシステムにおけるセキュリティの信頼性が高まっている中、サーバーからクラウドシステムへの移行やIP電話のクラウド化、また学会の模様等をネットのオンラインでのライブ配信するオンラインイベントサービス等、クラウドの技術は日進月歩です。当社は親会社が海外にあることから、海外の最新情報やコミュニケーションツールをいち早く提供することができ、導入された企業からは大変喜ばれています。その強みを生かして、今後自社製品の直接販売の強化に加え、ネットワークシステム・機器開発会社等とパートナービジネスを一層展開して参ります。
関西は東京と比べてビジネスの規模は大きくありませんが、その分当社にとって競合が少なく、関西でのビジネスチャンスはまだまだ広がります。交通の便が良く、広いエリアが効率よくカバーできる大阪を拠点に社員を増やし、当社の世界最大規模のグローバルネットワークとノウハウにより、関西、西日本のより多くの企業を全世界にお繋ぎします。

大阪営業所開設当初のインタビュー

進出までの道のり

「遠隔の拠点をつなぐ」というビジネスモデルが早くから活用されていた欧米に比べ、アジアパシフィック地域、特に日系企業ではまだまだ電話やテレビ会議に対する理解度は低い。インターコール社では2005年、外資系企業クライアントへの拠点サポートの一環として東京に日本法人を設立。3年後には本格的な日系企業の顧客開拓に乗り出した。その結果、日本でのセールスはアジアの拠点の中で売上伸び率トップを記録。この成功を受けて、2010年3月に大阪営業所が設立された。

現在インターコール社は日本リージャスのレンタルオフィス内に大阪営業所を設置。この関西拠点を立ち上げるにあたり、同社のビジネス・ディベロップメント・マネージャー、クリス・クリストファーズ氏はこう振り返る。「一番有効だったのは今の事務所を立ち上げる前に、ジェトロ大阪本部内のテンポラリーオフィスを無料で借りられたことですね。また、関西マーケットに関する情報の提供や、関西に進出された他の企業さんとの交流、営業所開設の手続きといった支援も助かりました」。

大阪営業所開設後は、既存顧客へのサポートの引き継ぎとあわせて関西企業へのアプローチを開始。関西では業界大手からニッチな分野で活躍する中小まで様々な企業がグローバル展開を行っており、電話会議のような海外とのビジネスを効率化できる手段に対するニーズは高い。こういった追い風のもと、インターコール社では世界最大規模のネットワークと突出したサービス内容・低価格・ノウハウを活かし、規模・業種を問わず関西企業との取引を拡大中だ。

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 通商部 投資交流促進課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
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