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外国企業進出事例(エクイニクス・ジャパン株式会社)

最終更新日:平成26年12月17日

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【アメリカ】エクイニクス・ジャパン株式会社

大阪データセンター設立:2013年12月
所在地:大阪市西区新町1-26-1 西心斎橋ビル
事業内容:インターコネクション、データセンターサービス
ホームページ:エクイニクス・ジャパン株式会社外部リンク 新しいウィンドウで開きます

インタビュー

エクイニクス(Equinix Inc.)社は、世界15カ国、32都市に100を超えるデータセンターを持ち、世界1000以上の通信事業者のネットワーク環境をお客様に提供しているグローバル企業です。エクイニクス・ジャパン株式会社は、日本で5番目、世界で100番目となる西日本初のIBX (International Business Exchange)データセンターの運用を、2013年12月に大阪で開始されました。
エクイニクス・ジャパン株式会社代表取締役古田敬氏、並びに大阪営業部長の中村明弘氏にお話を伺いました。

進化するデータセンター

かつてデータセンターと言えば、企業の重要なデータを保管するサーバー、あるいは企業のデータ処理のアウトソーシングのために借りるといった閉じたイメージでしたが、現代のデータセンターはインターネットの普及により、大きく変化しています。Equinixは、インターネット上で異なるプロバイダー同士を相互接続させる「インターネット・エクスチェンジ」を中核としたデータセンター事業の会社としてスタートしました。現在は、世界最大手の通信会社を多数含む1000社以上のネットワーク事業者や450社以上のクラウドプロバイダー、また、大手グローバル企業や金融機関、コンテンツプロバイダー等とネットワークを形成しており、お客様同士がデータセンターの中で、通信データを交換できる「デジタルエコシステム」を構築し、ビジネスの成長を促す場「Platform Equinix(プラットフォーム・エクイニクス)」として、GoogleやAmazonのようなハイパージャイアントと呼ばれるグローバル企業を含む、4500社を超える多数多様な企業様にご利用いただいています。
当社の最大の強みは、ネットワークの選択肢が多く、最適なサービスを低コストで利用できる点です。そのために、通信会社(キャリア)への中立性を保つ「キャリアニュートラルポリシー」を持ち、お客様にはそれぞれのシステムに最適なネットワークサービスを多くの通信事業者から自由に選択いただける環境を保持しています。このようなポリシーは、先進的なデータセンター利用をするお客様には特に重視されている特長です。
データセンターとして従来重視されていた広大な床面積、立地、電力、セキュリティーの充実はもとより、コンピューター、インターネット、クラウドといった、もともと技術体系が違っていたものを融合させ、様々なネットワークが集積する場を創っていくのが私たちの仕事です。

関西(大阪)に進出した理由

2000年に東京に進出、都内に4カ所のIBXデータセンターを設立した後、2013年12月、大阪にIBXデータセンター「OS1」をオープンしました。日本の市場は大きいので、日本への進出を決めたときから東京だけにという発想はありませんでした。Equinix社では、半年ごとに世界中のお客様を対象に開催しているアンケートの中で、次はどこにEquinixのデータセンターが欲しいか訊いています。そこで大阪はいつもトップ5に入るほど要望が高く、待ち望まれた進出でした。B to Bの取引がいくら繋がっていても、ビジネスの終着点は結局のところB to C、すなわち消費者です。人口の分布が大きい所、経済活動が大きいところに置くことが、サービスの品質を向上させるには重要であるため、日本では必然的に東京、大阪の2カ所が最重要拠点となります。様々なサービスを提供するためのサーバーは通信速度の観点から使う人に近い方が良い場合も多いですし、特に金融取引サービスを提供するお客様は通信の遅延がビジネスに即影響しますから、取引所のシステムに物理的に近い場所を希望されます。当然のことながら、2拠点にすることで、安全性が飛躍的に高まります。
また、大阪を選んだ大きな理由として、太平洋を横断する海底ケーブルの位置があります。多くの海底ケーブルは関東圏で1カ所、中部近畿圏でもう1カ所の陸揚げ地を持っており、そこから日本の2大経済圏である関東圏と関西圏に多くの通信回線が設置されています。そのため、国際通信回線の充実度では、東京と大阪が日本では突出した地域となっています。
さらに、通信環境という観点では、関西における通信回線の中心地は堂島周辺となっており、一等地であると言えます。ここを中心にデータセンターの立地を検討し、お客様からのアクセスや安全性なども考慮した上で、近辺の心斎橋に設置しました。
大阪への進出にあたっては、大阪外国企業誘致センター(O-BIC)様には、人的なご紹介を含めたサポートをいただきました。大阪は顔が見える関係というか、話がしやすく本音の話ができ、信頼関係、人間関係を企業文化としてきちんと持っている土地柄だと強く感じました。ビジネスにクールに感じるアメリカでもむしろ、人脈で仕事や関係を作っていくところがあり、似ていると思います。
堅牢なセキュリティーの当データセンターですが、国内外のお客様に楽しんでもらえるよう、遊び心も入れた内装にしています。大阪は繊維の町なので、「紡ぐ」をテーマにデザインしていますが、1本の細い糸から布を織り上げていく課程は、1つ1つの情報がEquinixのプラットフォームによりネットワークを織りなして広がっていくイメージと繋がります。
大阪での事業は当初の計画どおり順調に推移しています。Equinixは、関西圏に自由な競争のもと、キャリアニュートラルなネットワークハブを構築し、西日本をカバーできるようなインフラの相互連携を作ることで、日本全体の充実に貢献していきたいと思っています。

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