トップページ > 施策のご案内 > 環境・リサイクル > 「平成29年度近畿地域の次世代型バイオマス利活用技術に関する大学等知財活用調査普及啓発事業」の報告書について

「平成29年度近畿地域の次世代型バイオマス利活用技術に関する大学等知財活用調査普及啓発事業」の報告書について 

最終更新日:平成30年5月14日

平成29年度近畿地域の次世代型バイオマス利活用技術に関する大学等知財活用調査普及啓発事業について

  本調査の対象となる生物由来の有機資源(以下、「バイオマス資源」という。)は、持続的な再生が可能であるとともにカーボンニュートラルであるという特性を持っており、化石燃料の代替として使うことで、環境負荷の低減が期待できます。

 バイオマス資源は、国内において豊富に存在し、エネルギーとしての利用のみならず、バイオプラスチックとしての活用など、その用途の可能性は拡大しています。
 一方で各自治体では、バイオマス資源を十分に活用出来ず、コストをかけて処理したり、放置されているものも多いのが現状です。また、バイオマス利活用技術に関する特許技術は多く出願されていますが、技術内容は多岐にわたり、一般企業や自治体が有効な技術を見出すことは困難でした。

 そこで当課では平成28年度よりバイオマス利活用技術に関する特許について調査を行ってきました。
(詳細は28年度調査にてご確認ください)
 平成29年度はバイオマス資源を都市系と農林水産系に分け、それぞれの出願傾向を特許マップに整理し分析しました。また事業化しつつあるバイオマスに関する知的財産等を近畿地域を中心に10件選定し、PRシートを作成しました。さらに、28年度から調査した調査結果や事例を企業・自治体向けに広報するセミナーを開催しました。

 本調査が各自治体における地方創生に向けたバイオマス資源を活用した施策の企画立案、もしくは、大学等から企業への知的財産等の移転や事業化の一助となれば幸いです。

調査報告書

調査報告書(PRシートを含む全体版)

PRシート一覧

PRシートの見方

項目 大学等研究機関 バイオマス原料 活用出口
和歌山県工業技術センター 微生物 食品素材 工業油脂 高分子材料
関西大学 食品廃棄物 微生物など 食品添加剤 化粧品 医療材料
鳥取大学 カニ殻 キチンナノファイバー
(医薬、化粧品など)
公益財団法人地球環境産業技術研究機構 細菌 
セルロース系バイオマス
自動車部材 香料・化粧品原料
バイオ燃料など
浜田化学株式会社 廃食油 BDF B5(ディーゼル燃料)
兵庫県洲本市 竹廃食油 熱利用 BDF、B5
株式会社石橋 廃菌床 バイオコークスなど
兵庫県神戸市 コーヒー滓 バイオコークス(燃料等)
大阪府大阪市 下水汚泥食品廃棄物 エネルギー創出(メタンガス)
10 株式会社中部プラントサービス 木質系バイオマス 電気エネルギー等
(トリジェネレーション)

企業・自治体向けバイオマスセミナーの開催

神戸市・和歌山市にてバイオマスセミナーを開催しました。2会場とも定員を上回る大盛況となりました。

<第一回>バイオマスセミナーin神戸~都市で発生するバイオマスの利活用を考える~

日時:平成29年12月11日(月) セミナー   13:30~17:00
                施設見学会  11:00~12:15

会場:神戸市東灘処理場

内容(セミナー):
 (1)「下水処理場におけるバイオマス回収・資源化のポテンシャル」
    大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 池 道彦 氏

 (2)「地方都市におけるゼロエミッションを実現するバイオマス燃料化の課題」
    近畿大学大学院総合理工学研究科 メカニックス系工学専攻 教授 兼
    バイオコークス研究所 所長 井田 民男 氏

 (3)企業・自治体による実践事例の紹介
   「バイオガスプラントにおけるCO2膜分離装置の開発・実証」
    (株)ルネッサンス・エナジー・リサーチ 代表取締役社長 岡田 治 氏

   「店舗廃棄物等の地域資源循環モデルの構築に向けた実証実験の取組」
    神戸市環境局 事業系廃棄物対策部 担当課長 松村 賢一 氏

 (4)関連施策等の紹介「B-DASHプロジェクトの概要と活用事例」 
    近畿地方整備局 建政部 都市整備課

 (5)質疑応答及び名刺交換会

主催:近畿経済産業局 共催:神戸市

参加者:セミナー 95名 / 施設見学会 52名

<第二回>バイオマスセミナーin和歌山~農林系バイオマスの地産地消と地域特性による循環モデル~バイオマスセミナーin和歌山の様子

日時:平成30年2月8日(木)13:30~17:00

会場:和歌山県勤労福祉会館プラザホープ

内容:
 (1)「廃棄する農林水産物を原料としたバイオマス利活用技術の実用化例
  -木質バイオマス発電、バイオプラスチック、セルロースナノファイバーなど-」
  三重大学大学院 生物資源学研究科 生物圏生命科学専攻 教授 田丸 浩 氏

 (2)「バイオマス資源が和歌山の未来を変える!生活・安心・経済圏が生まれる!」
   株式会社洸陽電機 代表取締役社長 乾 正博 氏

 (3)「シイタケなどの廃菌床のバイオコークスへの活用とセルロースナノファイバーの研究」
  株式会社石橋 代表取締役社長 石橋 幸四郎 氏

 (4)「和歌山県産ユーグレナの発見と新たな活用技術の開発」
   和歌山県工業技術センター 食品産業部 主査研究員 中村 允 氏

 (5)「日高川町の取組について~木質パウダー燃料によるエネルギーの地産地消~」
  和歌山県日高川町 企画政策課 定住促進室長 西 晃史 氏 

 (6)「バイオマス活用の推進について」
  近畿農政局 経営・事業支援部食品企業課

 (7)「次世代型バイオマス利活用技術に関する大学等知財活用調査普及啓発事業について」  
  近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・リサイクル課

主催:近畿経済産業局 協 力:和歌山県

参加者数:107名

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・リサイクル課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6018
FAX番号:06-6966-6081
メールアドレス:kin-kankyo@meti.go.jp