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第1回 関西ものづくり技術シーズ発表会 

最終更新日:平成27年4月8日

第1回 関西ものづくり技術シーズ発表会は平成26年9月29日(月)に終了しました。 >> ホームはこちら
当日、発表会にご参加いただいた方で、発表者との面談を希望する方は以下の様式をダウンロードし、平成26年10月10日(金)までに事務局までご送付いただくようお願いします。


  近畿経済産業局では、関西地域の主要な大学とものづくり企業による産学連携を促進するため、「関西ものづくり技術シーズ発表会」を新たに開催します。
 今回は、京都工芸繊維大学、大阪府立大学、神戸大学の3つの大学から、ものづくり企業に活用可能な最先端の「ものづくり技術」をテーマに合計9つの研究シーズをご発表いただきます。
 また、本発表会の後日、参加者が希望する研究者との個別面談も実施いたします。

 ものづくり企業がコスト削減、品質向上、製品開発等を実現し、高い競争力を維持・強化していくためには、他者には真似のできない新たな「ものづくり技術」の開発が不可欠です。
 大学の先端技術を活用して製品等に新たな価値を付加するチャンスです。
 自社の技術的課題解決のヒントを得る機会、大学等との連携を深める機会として是非、積極的にご参加ください。

概要

日時

平成26年9月29日(月) 13:30~17:30

場所

国民会館 12階 大ホール外部リンク 新しいウィンドウが開きます(大阪市中央区大手前2-1-2)

プログラム

13:00 受付開始
13:30 開会挨拶・趣旨説明
13:50 研究シーズ発表※各テーマの詳細はページ下部
  1. 「極短時間熱処理および複合表面改質によるチタン合金の耐摩耗性および強度改善技術」/京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 准教授 森田 辰郎
  2. 「振動や超音波で機械や構造物の健全性を監視・診断する技術」/京都工芸繊維大学 ものづくり教育研究支援センター 教授 増田 新
  3. 「板鍛造を応用した材料流れの制御による新しい薄板成形法」/京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 准教授 飯塚 高志
  4. 「有限要素法を用いた溶接変形解析-産学連携ツールとしての有限要素法-」/大阪府立大学大学院 工学研究科 准教授 柴原 正和
  5. 「高強度・高延性合金から高クリープ合金まで合金設計のスピードを1/10にする材料設計技術」/大阪府立大学大学院 工学研究科 講師 上杉 徳照
  6. 「高温での強度・硬さ特性に優れたNi基金属間化合物合金」/大阪府立大学大学院 工学研究科 准教授 金野 泰幸
  7. 「セルロース(複合)粒子の作製とその構造制御」/神戸大学大学院 工学研究科 准教授 南 秀人 
  8. 「最新の高周波電力変換技術で切り開く誘導加熱応用」/神戸大学大学院 海事科学研究科 准教授 三島 智和
  9. 「実システムと仮想システムの連携による柔軟なものづくり」/神戸大学大学院 システム情報学研究科 准教授 藤井 信忠

17:10 閉会挨拶

参加費・定員

無料・150名

 

申し込み方法

  • インターネットから申し込む場合(申し込みフォーム
  • メールで申し込む場合
    「社名・団体名、所属、役職、お名前、E-mail、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号」をメール(technology-seeds@meti.go.jpメールリンク メールソフトが起動します)にてご連絡ください。
  • FAXで申し込む場合
    チラシ(PDFファイル:504KBPDFリンク 新しいウィンドウが開きます)をダウンロードの上、近畿経済産業局産業技術課まで、FAX(06-6966-6080)にてお申し込みください。

 

個別面談のしくみ

希望者には、発表会の後日、技術シーズ発表者との個別面談を設定します。
個別面談が成立するよう近畿経済産業局が仲介役を務めます。

個別面談のフロー図

 

研究発表テーマ概要

1.極短時間熱処理および複合表面改質によるチタン合金の耐摩耗性および強度改善技術

表面処理技術

発表者:京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 機械システム工学部門 准教授 森田 辰郎

概要:極短時間熱処理は、合計100秒程度の加熱時間で延性を損なうことなく、チタン合金の引張強度を28%程度改善できる。また、プラズマ窒化および微粒子衝突処理から構成される複合表面改質により、耐食性を損なうことなく、耐摩耗性および疲労強度を大幅に改善できる。さらに、上記極短時間熱処理と複合表面改質を組合せることにより、引張強度だけでなく、疲労強度を飛躍的に改善できる。

想定される用途:■インプラントなどの生体医療機器の軽量化、■航空宇宙産業で用いられる各種部品の軽量化および耐摩耗性改善

2.振動や超音波で機械や構造物の健全性を監視・診断する技術

測定計測技術

発表者:京都工芸繊維大学 ものづくり教育研究支援センター 教授 増田 新

概要:機械・構造に生じたき裂・剥離・ボルト緩みなどの異常や加工工具の性能劣化を振動や超音波を使って評価する技術および周辺の技術シーズを紹介します。構造物の保守点検、工場設備保守に伴うダウンタイムの最小化、加工の歩留まり向上、剥離や接着不良の検査や評価、異常原因の素早い特定、などの現場ニーズとのマッチングを期待します。

想定される用途:■インフラ構造物の保守点検、■製造設備の保全管理、■製品検査

3. 板鍛造を応用した材料流れの制御による新しい薄板成形法

精密加工技術 立体造形技術

発表者:京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 機械システム工学部門 准教授 飯塚 高志

概要:薄板成形は一般に引張応力下(静水圧が正の状態)で行われるため成形限界の低さが問題となる。一方、材料の変形は偏差応力状態によって決まるため、静水圧には依存しない。そこで、圧縮応力下(静水圧が負の状態)で行われる板鍛造を応用し、材料流れを制御することによって、一般の成形限界を超えた薄板成形が可能になると考えられる。ここでは、圧縮力による絞り加工を用いた超長尺容器の少工程成形など新しい薄板成形に関するアイデアについて紹介する。

想定される用途:■塑性加工における部品製造における成形限界および寸法精度向上、■溶接・鋳造などに依らない塑性加工による複雑形状部品の製造工程の開発、■塑性加工による部品製造における低コスト化

4.有限要素法を用いた溶接変形解析-産学連携ツールとしての有限要素法-

接合・実装技術

発表者:大阪府立大学大学院 工学研究科 海洋システム工学分野 准教授 柴原 正和

概要:有限要素法を用いた溶接変形・残留応力のコンピューターシミュレーションは、ものづくりを行う上で、非常に有効なツールになり得るものである。本発表では、その基本原理について説明するとともに、産学連携による共同研究実施事例について紹介する。

想定される用途:■溶接順序による溶接変形の最小化、■溶接変形・割れ、■切断、曲げ、接合、熱処理(熱加工)

5.高強度・高延性合金から高クリープ合金まで合金設計のスピードを1/10にする材料設計技術

複合・新機能材料技術

発表者:大阪府立大学大学院 工学研究科 マテリアル工学分野 講師 上杉 徳照

概要:材料の強さや諸々の特性を決定する原子や分子の結合そのものを量子力学(第一原理)から計算する技術で、本来合金元素が持つべき特性を明らかにすることができる技術。これで高強度・高延性合金や高クリープ合金のための材料開発の時間が大幅に短縮されます。

想定される用途:■高強度・高延性合金の開発、■高クリープ合金の開発、■アルミニウム、チタン、銅、マグネシウム、スズ合金の開発

6.高温での強度・硬さ特性に優れたNi基金属間化合物合金

複合・新機能材料技術

発表者:大阪府立大学大学院 工学研究科 マテリアル工学分野 准教授 金野 泰幸

概要:世界初の二重複相組織を実現したNi基超々合金は900℃の高温でも高い引張強度と硬さを有する。一方、冷間加工が可能なNST合金は室温で2GPaを越える高い引張強度を示す。これら両合金は、強度特性のみならず従来の耐食合金に匹敵する耐食性も備えている。本発表では多様な特性をもつNi基金属間化合物合金の魅力を紹介する。

想定される用途:■耐熱部材、■耐蝕部材、■耐摩耗部材、■溶射材料

7. セルロース(複合)粒子の作製とその構造制御

複合・新機能材料技術

発表者:神戸大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 准教授 南 秀人 

概要:本シーズは、イオン液体の特殊な溶解性を利用したセルロース微粒子の作製とその構造制御に関するものである。球状緻密粒子だけでなく、多孔質、中空構造制御にも成功した。また、条件によっては扁平状粒子など新たな機能性についても見出している。さらにポリスチレンやポリメタクリル酸メチルのような汎用高分子とセルロースを複合化するためシード重合を応用した湿式合成法を用いてナノレベルでの複合粒子合成の可能性を明らかにしている。

想定される用途:■従来の電子写真用トナーや粉体塗料のように粉体材料としての用途、■生医学分野、化粧品分野、農薬分野などの機能性材料

8.最新の高周波電力変換技術で切り開く誘導加熱応用

精密加工技術 製造環境技術

発表者:神戸大学大学院 海事科学研究科 海事科学専攻 三島 智和

概要:パワー半導体スイッチや磁性材料などの進化とともに高周波電力変換回路の性能は年々向上しており、誘導加熱応用装置のさらなる高効率化への期待は高まっている。本講演では、産業用、家電・業務民生用機器分野での誘導加熱応用を目的とした高周波インバータ、商用周波—高周波シングルステージコンバータなど、大学における最新の電力変換回路技術の研究事例を紹介する。

想定される用途:■金属加工(高周波焼入れ、焼きなまし)、■過熱水蒸気発生装置(冷凍食品解凍など)、■誘導加熱(家電機器:調理器、民生機器:レーザプリンタなど)

9.実システムと仮想システムの連携による柔軟なものづくり

情報処理技術 製造環境技術 機械制御技術

発表者:神戸大学大学院 システム情報学研究科 システム科学専攻 准教授 藤井 信忠

概要:需要変動や装置故障・メンテナンス等の環境変動に柔軟に対応しながら効率的なものづくりを実現するためには、作業現場である実システムと計画・運用指示を作成する仮想システムの連携が欠かせない。本発表では、システム稼働前にはシステムを構成する要素全体で仮想システムを構築し最適性を追究した計画を立案し、システム稼働時の変動発生時にはその影響を受けた要素のみで仮想システムを構築して迅速に対応する実仮想融合型生産システムに関する取り組みを紹介する。

想定される用途:■環境変動に対する適応性を有したものづくりシステムの実現、■サービス産業のサービス生産プロセス革新、■ものづくり・サービスシステムのレジリエンス実現

 

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このページに関するお問い合わせ先

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住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
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