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第3回 関西ものづくり技術シーズ発表会 

最終更新日:平成27年6月1日

第3回 関西ものづくり技術シーズ発表会は平成27年5月26日(火)に終了しました。 >> ホームはこちら
当日、発表会にご参加いただいた方で、発表者との面談を希望する方は以下の様式をダウンロードし、平成26年5月29日(金)までに事務局までご送付いただくようお願いします。

個別面談の仕組み

 

 近畿経済産業局では、関西地域の主要な大学とものづくり企業による産学連携を促進するため、「関西ものづくり技術シーズ発表会」を開催しています。
 今回は、福井大学、奈良先端科学技術大学院大学、和歌山大学の3つの大学から、ものづくり企業に活用可能な最先端の「ものづくり技術」をテーマに合計9つの研究シーズをご発表いただきます。
 また、発表者と参加者との連携がスムーズに進められるよう、後日、発表技術の活用を模索する参加者と研究者との個別面談を当局が調整いたします。今回については、別途、当日にも発表者との簡単な面談の機会を設けさせていただきます。

 ものづくり企業がコスト削減、品質向上、製品開発等を実現し、高い競争力を維持・強化していくためには、他者には真似のできない新たな「ものづくり技術」の開発が不可欠です。自社の技術的課題解決のヒントを得る機会、大学等との連携を深める機会として是非、積極的にご参加ください。

概要

日時

平成27年5月26日(火) 13:30~17:00

場所

国民会館 12階 武藤記念ホール外部リンク 新しいウィンドウが開きます(大阪市中央区大手前2-1-2)

プログラム

13:00 受付開始
13:30 開会挨拶
13:40 研究シーズ発表※各テーマの詳細はページ下部
  1. トップヒートとボトムヒートを切替可能なヒートパイプ/福井大学 工学研究科 機械工学 教授 永井 二郎
  2. 集積化光合波器及び超小型レーザ画像投影装置/福井大学 工学研究科 電気・電子工学 教授 勝山 俊夫
  3. ポリプロピレン表面への高密着性めっき皮膜の作製/福井大学 工学研究科 材料開発工学科 教授(産学官連携本部) 米沢 晋
  4. 木質ナノカーボン産業の技術基盤形成/和歌山大学 システム工学部 システム工学科 助教 村上 俊也
  5. 空間位相変調パターンを用いた広ダイナミックレンジ波面センサー/和歌山大学 システム工学部 システム工学科 助教 最田 裕介
  6. デプスマップ融合によるリアルタイム全周形状計測/和歌山大学 システム工学部 システム工学科 准教授 床井 浩平
  7. 予測ガバナ:動的システム制御のための予測値補正技術/奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教 南 裕樹
  8. ナノ粒子の簡易配列技術~たんぱくが作るナノ構造~/奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 助教 上沼 睦典
  9. カーボンナノチューブ紡績糸を利用したフレキシブル熱電デバイス/奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 特任教授 中村 雅一

※当日、別室にて簡単な確認や名刺交換等を行える短時間での面談を実施します。発表者との当日面談を希望される方は、申込の際に面談相手を指定してください。
 なお、面談時刻は事務局で調整・決定し、面談中は他の発表テーマを聴講できなくなりますのであらかじめご了承ください。
※当日面談の申込みは5月19日(火)17:00をもって受付を終了させていただきます。面談をご希望の方はお早めにお申し込みください。

17:00 閉会

参加費・定員

無料・150名 

申し込み方法

  • インターネットから申し込む場合(申し込みフォーム
  • メールで申し込む場合
    件名に「第3回関西ものづくり技術シーズ発表会参加申込み」と記載し、本文に「(1)社名・団体名、(2)所属、(3)役職、(4)お名前、(5)E-mail、(6)郵便番号、(7)住所、(8)電話番号、(9)FAX番号、(10)面談希望相手(希望者のみ)」を書いて以下のアドレスへ送信してください。
    E-mail:technology-seeds@meti.go.jpメールリンク メールソフトが起動します
  • FAXで申し込む場合
    募集チラシ(PDFファイル:562KB)PDFリンク 新しいウィンドウが開きますをダウンロードの上、近畿経済産業局産業技術課まで、FAX(06-6966-6080)にてお申し込みください。

 

個別面談のしくみ

希望者には、発表会の後日、技術シーズ発表者との個別面談を設定します。
近畿経済産業局職員が仲介役を務めますので、これまで大学等との産学連携の経験がない方でも安心してお申し込みください。

個別面談のフロー図

※当日の面談と重複して希望していただいても結構です。こちらの個別面談への申込みは発表会後に受け付けます。

研究発表テーマ概要

1.トップヒートとボトムヒートを切替可能なヒートパイプ

発表者:福井大学 工学研究科 機械工学 教授 永井 二郎(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:作動液の沸騰気泡浮力に誘起される液循環により作動するため外部からの動力を必要としないヒートパイプ(伝熱装置)です。弁の切り替えあるいは逆止弁設置により、トップヒート状態(上部で吸熱、下部で放熱)とボトムヒート状態(下部で吸熱、上部で放熱)の切り替えを可能とし、全長は数m程度の実証試験を行い、その動作を確認しています。熱輸送量は温度差にも依存しますが、数十~数百W程度です。

想定される用途:■地中熱源利用デバイス(路面凍結防止や融雪、ヒートアイランド対策等)、■排熱回収デバイス、■農業用熱輸送デバイス

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2.集積化光合波器及び超小型レーザ画像投影装置

発表者:福井大学 工学研究科 電気・電子工学 教授 勝山 俊夫

概要:RGBの3色のレーザ光を合わせて一本のビームとして出力する合波器を作製しました。光導波路を利用して作製したこの合波器は、合波効率が平均96%、サイズが6×0.06 mmと、世界で初めて高効率かつ超小型の両者を同時に実現したものです。カラー・レーザ・ディスプレーの超小型化や新しい通信デバイス等の開発に貢献できると期待されます。

想定される用途:■小型映写装置等、■センサー用マルチ波長光源等、■高速通信デバイス等

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3.ポリプロピレン表面への高密着性めっき皮膜の作製

発表者:福井大学 工学研究科 材料開発工学科 教授(産学官連携本部) 米沢 晋(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:クロム酸によるエッチング(溶液法)などではポリプロピレン表面はめっき適性を付与するような改質はできません。また、表面に極性基を導入する際によく用いられる酸素含有ガスプラズマ(気相法)はポリプロピレンに対しては十分な効果を発揮しません。そこで、純粋なフッ素ガスを用い、表面へのフッ素導入条件を精密に制御することで、めっき皮膜の作製に適した親水性かつナノアンカー構造を形成できる技術を開発しました。

想定される用途:■自動車等部材、■電気回路部材等、■ガスバリア性容器等

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4.木質ナノカーボン産業の技術基盤形成

発表者:和歌山大学 システム工学部 システム工学科 助教 村上 俊也(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:本技術は、食料と競合しない木質バイオマスを原料としたナノカーボンの合成に関するものである。具体的には木材からバイオエタノールを抽出し、これを原料にナノカーボンを作製する技術を構築した。さらに、ナノカーボンの電子デバイス化を狙って、放射線照射による欠陥注入を利用した物性制御手法を開発した。紀伊半島の豊かな森林資源を原料に活用することで、林業とナノテクノロジーが融合した新規産業の発展が期待できる。

想定される用途:■新規バイオマス産業の構築、■インクジェット式のデバイス、例えば太陽電池、■超高強度炭素繊維

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5.空間位相変調パターンを用いた広ダイナミックレンジ波面センサー

発表者:和歌山大学 システム工学部 システム工学科 助教 最田 裕介(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:光波の空間的な位相の傾き(位相勾配)分布を測定する手法の一つにShack-Hartmann波面センサーがある.これはコヒーレントな光波の干渉を用いる手法に比べ外乱に対して耐性が高く,あつかいも容易である.本研究で提案する手法は,空間位相変調パターンを応用することにより,従来のShack-Hartmann波面センサーで測定できなかった大きな位相勾配をもった光波の計測を可能にするものである.

想定される用途:■補償光学、■形状計測、■光学系のアライメント

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6.デプスマップ融合によるリアルタイム全周形状計測

発表者:和歌山大学 システム工学部 システム工学科 准教授 床井 浩平(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:計測対象の周囲に配置した複数の深度センサから得たデプスマップを融合して,対象の全周形状を取得する.デプスマップの融合処理にGPUを用いることにより,人体などの運動する対象形状をリアルタイムに連続して取得する.計測対象の表面の画像も同時に取得する.

想定される用途:■子供や動物のように動き回る測定対象の動いている状態を切り取ってフィギュア製作用の形状データの作成、■人体の骨格情報ではなく形状情報を用いた精密な試着シミュレーション、■背景の撮影場所などの遠隔地の光源環境を精密に再現した画像合成.

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7.予測ガバナ:動的システム制御のための予測値補正技術

発表者:奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教 南 裕樹(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:センサに時間遅れがある、目標値がリアルタイムに計算できない、といった状況において、動的システムの制御性能を向上させるための予測技術を提供します。本技術は、何らかの方法で予測された信号を、過去の実績情報(一時刻前の真の信号)を積極的に利用して、適切に補正するというものです。対象としているシステムに特化した予測補正が可能で、さらに、どれだけ性能が向上するかを定量的に評価できます。

想定される用途:■センサに時間遅れがある状況(温度制御、電力同時同量制御、インスリンの投薬制御など)、■実時間の画像処理/信号処理が困難な状況(車の自動運転など)、■ネットワークに通信遅延がある状況(センサネットワーク、群ロボットなど)

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8.ナノ粒子の簡易配列技術~ たんぱくが作るナノ構造 ~

発表者:奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 助教 上沼 睦典(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:フェリチンなどの生体超分子の周囲にポリマー鎖(ポリエチレングルコールなど)を結合させたナノ粒子を含む溶液を、種々基板上に塗布することで、ナノ粒子を所望の間隔、かつ、略等間隔に配列させ得ることを可能とした。その基板をナノデバイスとして用いることで、従来の3次元的なバルク状半導体とは異なる物性や機能が発現し、熱電変換素子、太陽電池、ディスプレイ、メモリ、薄膜トランジスタ、LSIなどの半導体分野のナノデバイスへの応用が期待される。

想定される用途:■半導体ナノデバイス、■センサーデバイス、■エネルギーデバイス

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9.カーボンナノチューブ紡績糸を利用したフレキシブル熱電デバイス

 発表者:奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 特任教授 中村 雅一(研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:カーボンナノチューブ(CNT)はフレキシブル熱電変換素子として有望視されているが、従来の薄膜形態では十分な温度差がつかず効率が著しく低いという問題がある。そこで、部分的な化学ドーピングにより、交互に繰り返しP型、N型半導体化したCNT熱電材料紡績糸を、熱伝導率の小さい基材、例えばフェルトなどの不織布に縫い込み、フレキシブル熱電変換デバイスを作製した。本技術は、テキスタイルエレクトロニクスの基本構成要素として幅広い応用が期待される。

想定される用途:■熱電変換素子、電界効果トランジスタ、センサー、■集積回路(LSI、CMOS)、PN型接合を利用した素子(整流素子)、■太陽電池(活性層&電極)、触媒、ELの電子輸送層

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過去の発表会

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このページに関するお問い合わせ先

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FAX番号:06-6966-6080
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