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第4回 関西ものづくり技術シーズ発表会 

最終更新日:平成27年10月21日

第4回 関西ものづくり技術シーズ発表会は平成27年10月1日(木)に終了しました。 >> ホームはこちら
当日、発表会にご参加いただいた方で、発表者との面談を希望する方は以下の2つの様式をダウンロードし、平成27年10月9日(金)までに事務局までご送付いただくようお願いします。

個別面談の仕組み

 

 近畿経済産業局では、関西地域の主要な大学とものづくり企業による産学連携を促進するため、「関西ものづくり技術シーズ発表会」を開催しています。
 今回は、龍谷大学、関西学院大学、立命館大学の3つの大学から、ものづくり企業に活用可能な最先端の「ものづくり技術」をテーマに合計8つの研究シーズをご発表いただきます。
 また、発表者と参加者との連携がスムーズに進められるよう、後日、発表技術の活用を模索する参加者と研究者との個別面談を当局が調整いたします。今回については、別途、当日にも発表者との簡単な面談の機会を設けさせていただきます。

 ものづくり企業がコスト削減、品質向上、製品開発等を実現し、高い競争力を維持・強化していくためには、他者には真似のできない新たな「ものづくり技術」の開発が不可欠です。自社の技術的課題解決のヒントを得る機会、大学等との連携を深める機会として是非、積極的にご参加ください。

概要

日時

平成27年10月1日(木) 13:30~16:40

場所

追手門学院 大阪城スクエア 大ホール外部リンク 新しいウィンドウが開きます(大阪市中央区大手前1-3-20)

プログラム

13:00 受付開始
13:30 開会挨拶
13:40 研究シーズ発表※各テーマの詳細はページ下部
  1. アップコンバージョン蛍光体材料の開発/龍谷大学 理工学部 教授 山本 伸一
  2. イネの風邪薬の開発の提案/龍谷大学 農学部 助手 上野 宜久
  3. 電子線回折法及びX線回折法を用いた皮膚角層の構造解析/関西学院大学 理工学部 教育技術主事 中沢 寛光
  4. 大気圧プラズマを用いた超高感度分析技術の開発〜単一細胞分析から化学兵器検知まで〜/関西学院大学 理工学部 助教 岩井 貴弘
  5. 結晶表面から深さ1nm以内の結晶配向情報を検出する新しいSEM観察装置/関西学院大学 理工学部 教授 金子 忠昭
  6. 人工知能を活用した知識・行動モデリングによる知識共有支援ツール/立命館大学 情報理工学部 教授 來村 徳信
  7. 生産工程での単調作業によるヒューマンエラー予兆の検知/立命館大学 情報理工学部 特任助教 梶原 祐輔
  8. 紫外線励起加工の挑戦:次世代半導体と金属材料の超平滑化/立命館大学 総合科学技術研究機構 上席研究員 田中 武司

16:40 閉会

参加費・定員

無料・150名 

申し込み方法

  • インターネットから申し込む場合(申し込みフォーム
  • メールで申し込む場合
    件名に「第4回関西ものづくり技術シーズ発表会参加申込み」と記載し、本文に「(1)社名・団体名、(2)所属、(3)役職、(4)お名前、(5)E-mail、(6)郵便番号、(7)住所、(8)電話番号、(9)FAX番号、(10)面談希望相手(希望者のみ)」を書いて以下のアドレスへ送信してください。
    E-mail:technology-seeds@meti.go.jpメールリンク メールソフトが起動します
  • FAXで申し込む場合
    募集チラシ(PDFファイル:225KB)PDFリンク 新しいウィンドウが開きますをダウンロードの上、近畿経済産業局産業技術課まで、FAX(06-6966-6080)にてお申し込みください。

当日、別室にて簡単な確認や名刺交換等を行える短時間での面談を実施します。
発表者との当日面談を希望される方は、申込の際に面談相手を指定してください。
なお、面談時刻は事務局で調整・決定し、面談中は他の発表テーマを聴講できなくなりますのであらかじめご了承ください。
当日面談の申込みは9月24日(木)17:00をもって受付を終了させていただきます。面談をご希望の方はお早めにお申し込みください。

個別面談のしくみ

希望者には、発表会の後日、技術シーズ発表者との個別面談を設定します。
近畿経済産業局職員が仲介役を務めますので、これまで大学等との産学連携の経験がない方でも安心してお申し込みください。

個別面談のフロー図

※当日の面談と重複して希望していただいても結構です。こちらの個別面談への申込みは発表会後に受け付けます。

研究発表テーマ概要

1.アップコンバージョン蛍光体材料の開発

発表者:龍谷大学 理工学部 電子情報学科 教授 山本 伸一 (研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:励起波長よりも短い波長の光を放出するアップコンバージョン蛍光体の研究が、高演色性発光素子、太陽電池の効率向上、バイオマーカーへの応用を目指し行われている。我々は、発光効率の高い金属ハロゲン化物を母体材料とした研究を行うとともに、その母体材料を1種類のみで新たに作製することで、低コスト化の実現も目指している。さらに我々が研究する母体材料は、無機材料であり、有機EL材料のように大気中の酸素や水分により分解され不安定であるという心配もなく、信頼性に対しても非常に有利である。このように低コスト、高演色性、高信頼性の発光素子は、一般照明にも広く普及できる。

想定される用途
 ■【発光素子】低コスト・演色性のよい白色発光素子
 ■【エネルギー分野への応用】太陽電池の効率化への応用
 ■【医療への応用】バイオマーカー

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2.イネの風邪薬の開発の提案

発表者:龍谷大学 農学部 資源生物科学科 助手 上野 宜久

概要:いもち病はイネの最大病害の一つであり、防除に用いられる農薬は年間220億円に上る。例えば植物活性化剤は、いもち病に対する劇的な抵抗性を付与する。ところが、このような有効な薬剤があるにも関わらず、冷夏にはいもち病被害が拡大することが知られている。つまり、寒いと病気にかかりやすい(ここではイネの風邪と呼ぶ)。この理由はよくわかっておらず、これまで抜本的な対策は講じられずにいた。最近私たちは、この分子機構の一部を明らかにし、中心的役割を担う遺伝子を突き止めた。この遺伝子の働きを阻害する化合物を見出せれば、所謂イネ風邪薬の候補となる。

想定される用途:■冷害や塩害等の二次被害としての病害に対する特効薬あるいは補助薬として期待される

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3.電子線回折法及びX線回折法を用いた皮膚角層の構造解析

発表者:関西学院大学 理工学部 物理学科 教育技術主事 中沢 寛光

概要:人体を覆う皮膚の最外層には角層が存在し、皮膚バリア機能を発揮している。この角層の構造や分子挙動の解析は、皮膚バリアメカニズムを解明する上で、或いは経皮吸収性の薬剤を開発する上でとても重要である。本発表会では、電子線回折法及びX線回折法を用いた新しい角層構造解析手法およびそれらによる結果(様々な条件下における皮膚角層の構造変化の特性など)を紹介する。

想定される用途
 ■電子線回折法を用いた製剤塗布による角層構造の経時変化解析
 ■電子線回折法を用いた皮膚角層の個体差、部位差構造解析
 ■X線回折法を用いた溶液浸透過程における皮膚角層の構造変化解析

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4.大気圧プラズマを用いた超高感度分析技術の開発〜単一細胞分析から化学兵器検知まで〜

発表者:関西学院大学 理工学部 環境・応用化学科 助教 岩井 貴弘 (研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:太陽の表面温度ほどの高温から,触ることができるほどの低温まで,様々な種類の大気圧プラズマを応用した分析技術を開発している。高温プラズマの応用では,プラズマ中に細胞を一粒ずつ導入し,元素の発光や質量を検出して,単一細胞中の極微量元素を分析する技術を開発している。また,低温プラズマの応用では,生体などの熱に弱い試料の表面に付着している化学物質を高感度に分析する手法を開発した。本手法の応用例として,残留した化学兵器の現場検知装置を開発している。

想定される用途
 ■医療および診断への応用
 ■違法薬物の取り締まり
 ■化学兵器の現場検知
 ■ホームランドセキュリティ

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5.結晶表面から深さ1nm以内の結晶配向情報を検出する新しいSEM観察装置

発表者:関西学院大学 理工学部 先進エネルギーナノ工学科 教授 金子 忠昭

概要:次世代パワー半導体材料基板(SiCやGaN)の高品質化に向け、単結晶表面の直下1nm以内の1分子層ごとの結晶配向情報(テラス表面終端特性、ステップ端化学的特性、歪情報)を、深さ分解能0.25nm、水平方向分解能1.5nmで検出する、低加速電子線を用いた初めての表面マッピング装置を現在開発している.SiC単結晶 を標準試料化することにより,従来のSEM観察では困難であったナノレベルの結晶情報を定量化する手法と可能性について紹介する.

想定される用途
 ■次世代パワー半導体材料(SiCやGaN)のウェハ品質の向上やエピ成長条件の最適化
 ■結晶欠陥や歪み領域など結晶配向のゆらぎに関する高分解表面マッピング像を容易に取得できることから,あらゆる結晶材料のプロセス管理に適用可能
 ■グラフェンなどの二次元機能性原子・分子薄膜や酸化膜などの表面改質層の品質評価に応用可能

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6.人工知能を活用した知識・行動モデリングによる知識共有支援ツール

発表者:立命館大学 情報理工学部 情報コミュニケーション学科 教授 來村 徳信 (研究室等関連サイト)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

概要:オントロジー工学やセマンティックテクノロジー技術に基づいて、人間の知識・行動をモデリングし、計算機が「意味を理解して」知識を処理するナレッジコンピューティング技術。知識の共有によって、人間の知的活動を支援するアプリケーション技術で、生物機能的視点による設計者の発想、設計レビュー、特許申請等を支援する設計知識共有支援ツールや、ベテランの保有する行動ノウハウの初心者への継承を支援するツールを開発し、現場に適用を行う。今後、介護サービス分野、大型プラントの保守点検等の分野に展開する。

想定される用途
 ■設計レビューや特許申請等の知識共有支援ツールによる設計開発時間の短縮
 ■不具合原因診断、保守点検支援ツールによる業務の生産性向上
 ■介護サービス等のサービス産業(第三次産業)における業務知識の継承

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7.生産工程での単調作業によるヒューマンエラー予兆の検知

発表者:立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 特任助教 梶原 祐輔

概要:ライン生産方式はベルトコンベアを用いた流れ作業を行う方式であり、作業者一人一人が単調作業を繰り返す。単調作業は集中力低下を招き、怪我や失敗等ヒューマンエラーを引き起こす。ヒューマンエラーは品質不良の原因にもなる。そこで、加速度センサを用いて熟練作業者の体の動きに現れる固有リズムを抽出し、ヒューマンエラーの予兆を検知する。作業者の体の動きは小型なウェアラブルセンサを用いて取得するため、作業者に不快感を与えることなく、ヒューマンエラーの予兆を検知できる。

想定される用途
 ■生産工程でのヒューマンエラー予兆の発見に伴う、事故や品質不良の低減
 ■熟練作業者の作業分析と作業性の向上
 ■作業環境の改善と作業意欲の維持・向上

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8.紫外線励起加工の挑戦:次世代半導体と金属材料の超平滑化

 発表者:立命館大学 総合科学技術研究機構 上席研究員 田中 武司

概要:電子と正孔を遠・近紫外線照射により励起する量子化学研磨と機械研磨の融合で、金属加工表面をナノレベルに加工し、平滑化(性状)を創成する。金属摺動部品の摩擦係数の半減、摩耗量低減等を可能にし、製品の省エネルギー化、高性能化を齎す。さらに、次世代半導体基材に対し遠紫外線を用いた新技術により、既製造工程及び次世代パワーエレクトロニクス製造工程の革新的変革に挑戦、生産技術力強化による国際競争力向上に貢献する。

想定される用途
 ■金属摺動部位を有する自動車用エンジン、圧縮機、軸受等の製品 (摩擦係数低減効果)
 ■次世代半導体基材の製造プロセス
 ■人工股関節等のインプラント製品 (摩耗量低減効果)

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過去の発表会

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このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 地域経済部 産業技術課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6017
FAX番号:06-6966-6080
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