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大手前大学Sweets Lab
~スイーツの情報発信基地から~
担当課室:企画課

最終更新日:平成26年10月1日

 近年、分野を超えて企業、研究者、消費者がそれぞれの感性と技術を組み合わせながら新たな価値を創出していくことが産業創出はもちろん、文化発信や国際交流、人材育成の観点からも注目を集めています。2013年に梅田にオープンしたグランフロント内のナレッジキャピタルには、そうした様々な人々の出会いの場と機会となる施設があり、その1つである新しいスイーツの情報発信基地“大手前大学Sweets Lab”を紹介します。

大手前大学Sweets Labとは?

 Sweets Labとは製菓学校を展開する大手前グループ(大手前製菓学院、大手前大学、大手前短期大学、大手前栄養学院)が「製菓・スイーツの情報発信基地」として製菓業界の発展と人材育成を目的に開設した施設です。施設にはラボ、ギャラリー、スタジオの3つのブースがあり、ラボは学生だけでなく、一般の方々やプロの職人が最新の技術を取り入れる場として、ギャラリーはさまざまな新技術・センスを取り入れた学園内外の新製品を販売し、消費者、製菓界へ向けた情報発信の場として、スタジオはセミナーや交流会の場として使用されています。3つの場を併設することで効果的な情報発信を実現しています。

写真:Sweets Labの外観 写真:Sweets Labの正面口(Sweets Lab HPより)
大手前大学Sweets Labの外観・正面口(右写真はSweets Lab HPより)
写真:以下に説明
ラボでの実習の様子

大手前大学Sweets Labのコンセプト“スイーツ学”

写真:以下に解説
大手前大学 松井博司教授

 Sweets Labは大手前大学の松井博司教授が提唱した“スイーツ学”をコンセプトに運営しています。“スイーツ学”とはスイーツを産業としていくためには、製菓技術だけでなく、センスや感性を形成する基盤となる「文化・歴史」や商品販売に関する「経営・マーケティング・デザイン」を学ばなくてはいけないという考えに基づいて作られた、これらを統合した学問分野です。そこには、スイーツは大きな経済規模を持っており、今までのように製造分野や経済分野からのみの視点だけではなく、それらを複合的に併せた視点を持って産業化していかなければならないという考えがあります。 

大手前大学Sweets Labの取り組み

 Sweets Labは3つのブースを利用して企業や大学、地方自治体との出会いの場を実現しており、実際に企業や県とコラボレーションした商品開発を行っています。外部の技術紹介も技術を使用したスイーツの販売を通して消費者に発信され、消費者と企業等の出会いの場にもなっています。

 また、社会貢献にも力を入れており地域活性を意識した活動も行っています。例えば、Sweets Labでは地域の特産物を使った、健康志向のスイーツ作りに取り組んでいます。健康志向のスイーツは、スイーツから高カロリー・高脂質というイメージをなくし、むしろ体に良いものを作ろうというコンセプトで行われていますが、特産物を使用することで消費者を農家と結び付ける役割も果たしています。スイーツの発展には原材料を生産する農家、地域の活性が欠かせず、積極的に地域のものを使うことで農産物に新たな可能性を見出し、それを実現していくことを目指しています。

 また、人材育成の一環としてプロの職人向けの製菓教室も行っています。いままで製菓界では情報を収集する場が限られており、情報は都市部に集中しがちでした。常に新しい情報を共有できる場を設けることで、地方の製菓産業の発展とそれに伴う地方活性化を目指しています。

掲載関連情報

運営団体
学校法人大手前学園グループ外部リンク 新しいウィンドウが開きます
所在地
大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル4階
電話番号
06-6485-7161

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 総務企画部 企画課

電話:06-6966-6003

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