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平成28年 年頭所感
近畿経済産業局長 関 総一郎

最終更新日:平成28年1月4日

局長写真

 平成28年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 昨年の我が国経済は、緩やかな回復基調が続きました。景気回復の効果が今なお地域や企業規模によってまだら模様となっているという課題がありますが、中小企業施策の充実、地方創生への取組の強化などを通じて、長年の構造的低迷からの脱却を今回こそ確かなものとするよう、当省としても全力を挙げてまいります。

 ここ関西には優れた技術を誇る企業の集積と多くの研究機関が存在し、歴史や文化、自然に育まれた地域資源にも恵まれています。新たな成長のチャンスをつかむための企業間連携を構築する意欲的な取組が数多く見られ、訪日観光客による関西経済への好影響も生じています。近畿経済産業局としましては、関西のポテンシャルと魅力を最大限に発揮し、関西経済の飛躍のために、以下の取組を行います。

 第一に、海外市場の獲得です。昨年はTPPの大筋合意という、企業のグローバル展開を後押しする大きな一歩が踏み出されました。こうした環境を活かし、関西から世界へ飛躍する企業戦略を応援するため、産業支援機関と連携した情報提供、投資・貿易環境の改善や産業間交流への二国間協力、農商工連携による海外市場開拓など海外展開支援策を強化してまいります。
 また、関西では、観光、対内直接投資、留学生等、幅広い分野において、海外から多くの人・企業を呼び込むために、多様な組織が一体となった取組が求められています。経済団体、産業支援機関、行政機関が参画する「はなやかKANSAI魅力アップフォーラム」において、外国人の生の声を丁寧に拾い上げ、地域全体で魅力を高め、グローバルな交流の先導地域にする取組を推進してまいります。

 第二に、地域産業を牽引する地域中核企業の創出支援です。「関西再生医療産業コンソーシアム(略称:KRIC)」などを通じた医療分野でのニーズと技術シーズのマッチング、「CNF(セルロースナノファイバー)研究会」における新素材を実用化に結び付けるプロジェクト、「関西スマートエネルギーイニシアティブ」によるスマートエネルギー実装とイノベーション創出など、明日の関西を牽引する多様な成長分野において企業間ネットワークを構築し、地域に雇用と収益と技術をもたらす地域中核企業の育成に取り組みます。

 第三に、一億総活躍社会・地方創生の実現に向けた取組です。「女性起業家応援プロジェクト」を通じて、ビジネスの場での女性の活躍の場を広げてまいります。また、ふるさと・地域再興に頑張る自治体を応援するために設置した「関西自治体地方創生ネットワーク」を活用し、それぞれの市町村の産業興し、雇用創出への課題をきめ細かく伺いながら、施策アイデア、周辺地域との連携、好事例の紹介などの面で、「顔の見える」お手伝いを加速させてまいります。
 本年はこれらの取組に全力をあげ、魅力あふれる関西、強い関西経済の実現を目指します。

 結びに、皆様の益々の御発展と御健勝を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 総務企画部 総務課

電話:06-6966-6001

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