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生産性向上設備投資促進税制のすゝめ
~応援します!設備投資(輝く技術編)~
担当課室:地域経済部地域経済課

最終更新日:平成28年3月1日

 「生産性向上設備投資促進税制」は、質の高い設備投資の促進により事業者の生産性向上を図ることを目的に平成26年1月20日に創設された新しい税制です。同税制にはA類型「先端設備」、B類型「生産ラインやオペレーションの改善に資する設備」の2種類の要件があり、何れかの要件に該当する設備を導入する際に税制上の特典を得られます。

 今回は、生産性向上設備投資促進税制(B類型)を活用して設備投資を行った企業の中から、金属表面処理に高い技術力を持つ「株式会社光栄プロテック」の熱き思いをご紹介します。

株式会社光栄プロテック

ニッチ分野で活かす処理技術

写真:以下に解説写真:以下に解説
表面加工施工例

 元来、銅合金素材をアンティーク調に見せる高級表面加工を中心に事業を行っていましたが、バブル崩壊を境に『高級品』の取扱が減少。公共建築等においても『質素』なものが多くなったため、新たな市場を求め、エレベータ設備意匠・電車意匠・半導体意匠塗装など、パテ処理や磨きなど職人の技が必要となる手の込んだ塗装分野に進出しました。

写真:以下に解説
北陸新幹線の扉・外装オオイ・車内天井 など

 近年においては、北海道新幹線や北陸新幹線などのドアや外装オオイ部分の塗装など鉄道車両の塗装も手がけており、従来の高級品市場を含む『ニッチな分野』で突出した企業を目指すことにより、業界内での存在感を高めています。

写真:以下に解説写真:以下に解説
表面加工処理の実績例

 なお、この塗装技術は従来の高級品市場において蓄積された技術力を礎とし、先端技術を取り込むことで実現できたものです。

 近年の実績としては高級品市場での京都国立博物館の内部壁パネルや格子金物等への硫化イブシ仕上げをはじめ、「ニッチ分野」でのリッツカールトン京都の浴室への砂岩調塗装、プラダやグッチなどスーパーブランドのカラークリヤーピアノ調塗装などの様々な施工例を持っています。

企業価値向上を目指した取組へ

 中小企業がニッチ分野で存在感を高める上で、大企業との直接取引や表彰制度などに着目。

 企業価値向上を目指し、『大阪府ものづくり優良企業賞2015「匠」』を受賞され、続けて2016年には建築意匠向けステンレス・スチール・アルミ製品の『(バイブレーション)円弧模様硫化いぶし表面処理塗装』技術で『関西ものづくり新撰2016』も受賞し、高い技術力が認められました。

 また、技術のみならず人材面でも様々な取組に積極的に着手。本社工場では、若者の社会復帰支援を目指す「枚方若者サポートステーション」から人材採用し、職人としての育成を実施。また千葉白井工場では白井市のシニア人材事業や生活自立支援室を活用した人材の採用をするなど、多様な人材マッチング事業をご活用されています。

 今後もニッチ分野での存在感を高める高い表面処理加工技術を活かした事業拡大を期待します。

施策ご活用の内容

 今回は千葉白井工場建設投資に本税制をご活用頂きました。

掲載関連情報

企業名
株式会社光栄プロテック(代表取締役 三田 雅憲)外部リンク 新しいウィンドウが開きます
所在地
本社工場  :大阪府枚方市春日野2丁目2−12
千葉白井工場:千葉県白井市名内320-1

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近畿経済産業局 地域経済部 地域経済課
電話:06-6966-6065

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