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近畿おたから図鑑(京たんご梨)

最終更新日:平成28年6月3日

 

「京たんご梨」は京都府京丹後市産の梨。大玉で、甘くてみずみずしい味わいが人気です。

京丹後市は日本海に面し丘陵が開け、国営開発農地を中心に府内有数の果樹産地が広がっています。

梨の栽培の歴史は古く、明治時代に遡ります。同じ日本海に位置し、風土や気候が似た鳥取県の梨をお手本に、南向きの斜面を開墾し、栽培を始めたそうです。以来、爽やかな甘みでファンを増やし続け、丹後地方の秋の味覚として親しまれています。

果樹農家らは毎年品評会を開催し、互いに技術の研鑽に励み、優れた品質になるよう丹精込めて育てています。

  • 京たんご梨の写真A
  • 京たんご梨の写真B
  • 京たんご梨の写真C
  • 京たんご梨の写真D

白岩栄一農園 三代目 白岩智之さん

「甘味と酸味のバランスが絶妙なんですよ」。太陽を浴びて輝く梨を手に、笑顔で話す白岩智之さん。祖父の代から梨の栽培を始め、現在はおよそ1.5ヘクタールの畑で梨を栽培している。

梨栽培の作業は1年を通して続く。例えば、日焼けや害虫から果実を守るための袋掛け。梨の実がピンポン玉ぐらいの大きさの時に1度目の袋を掛け、およそ1カ月後にさらにその上からもう1枚の大きな袋を掛ける。このほかにも、梨の甘みが増すよう、果実の数を制限する摘果、受粉、土づくり、施肥、剪定…と、勘どころが求められる作業が続く。

「当たり前ですけれど、どれも手作業なんです。それぞれの作業のタイミングを逃すと良い梨ができない。天候にも大きく左右されますし、とにかく見極めが大切なんですよ」。ひとつひとつの作業がおいしい梨をつくるための大切な工程。それらがパズルのように組み合わさって、おいしい京たんご梨が誕生する。

子どもの頃から梨に囲まれて育った。直売所でお客さんが「おいしい」と喜んでくれるのが何よりも嬉しい。苦労を忘れる瞬間でもある。

海も山も星空も美しい京丹後市。「京たんご梨の知名度を上げ、京丹後市が梨の産地として知ってもらえるよう、梨づくりに励んでいきたい」と、語った。

京たんご梨の写真E

選果作業 JA京都久美浜梨選果場

次々と運ばれてくる梨に被せてある袋を外し、コンベアーへと送り込む。光センサーが糖度や品質を判定する。JA京都久美浜梨選果場のひとコマだ。

梨というと「二十世紀」が知られているが、ほかにも赤梨の「幸水」「豊水」「新興」、二十世紀の良さを残しながら改良を加えた「ゴールド二十世紀」など、多くの品種がある。

「選果は梨の顔を見ながら、作業を進めるんです」と、JA京都久美浜支店生産課の畑中孝昭さん。なるほど、作業をする人たちは手と目で確かめるように、梨を扱っている。

久美浜の選果場へは25軒の農家の梨が運ばれてくる。山の傾斜地で太陽の恵みと愛情をたっぷりと浴びた梨はどれも農家自慢の子。「どの子もベッピンさん。この選果場で果実を整え、嫁がせているようなものです」と、畑中さんは話す。

現在は主に京都府内や大阪方面、地元直売所で消費されている京たんご梨。明治時代に崖だった山の斜面を今の畑に開墾した歴史が今を支えている。「梨に携わっている人たちや地域の物語を多くの人に知ってもらって、販路を広めていきたい」。これからも味と品質に磨きをかけていく。

  • 京たんご梨の写真F
  • 京たんご梨の写真G

クレジット

商標  : 京たんご梨

権利者 : 全国農業協同組合連合会

紹介動画

京たんご梨(youtubeへのリンク)外部リンク 新しいウィンドウで開きます

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