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エネルギー分野で活躍するスマートコミュニティ関連企業 第2回
関西スマートコミュニティ推進フォーラムからの発信
担当課室:資源エネルギー環境課、エネルギー対策課、電力事業課

最終更新日:平成26年12月1日

NISSIN SYSTEMSロゴマーク

 関西地域においては、エネルギー需給の安定と地球環境負荷低減を図る観点から、各地においてスマートコミュニティの機運が高まり、その中から新技術・新製品、新サービス等を提供する中堅・中小企業が芽生えてきています。

 今回は、当局が主催する“関西スマートコミュニティ推進フォーラム”(参照:E!KANSAI 8月号「関西スマートコミュニティのムーブメント」)の活動にもご参加いただき、今後更に事業拡大を目指しておられる企業、株式会社日新システムズ(京都府京都市)をご紹介します。

日新システムズはEMS技術をベースに制御システムのSmart化を実現します

 株式会社日新システムズは、住友電工グループ、日新電機(株)の100%子会社としてスタートして創立30周年を迎えました。

図:以下に解説
日新システムズの事業ドメイン

 同社はシステムエンジニア集団であり、ソフトウェア開発受託、組込み用ソフトパッケージ販売、組込み用ネットワーク機器販売の三つの事業を中心に展開しておられます。

 2008年からHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)開発を開始し、環境・エネルギー市場への事業展開を四つ目の事業の柱として拡大を続けており、グループ会社関連以外での売上げを大きく伸長させています。

図:以下に解説
環境・エネルギー市場への事業展開
3つのビジネスラインからEMS市場への展開

 特に、東日本大震災以降、環境・エネルギー市場での関心の高まりを受け、EMS関連の受託研究は順調に伸びています。

 もともと、遠隔監視システム分野の技術に強みをもっていたことから、大手企業との差別化を図りながら、スマートグリッド関連市場へ展開や受託開発を中心としていることから、数々の実証プロジェクトへ参画するなど、他社に先行して、開発に取り組んでおり、その経験を通じて蓄積されたノウハウが強みとなっています。

受託開発によるノウハウを活かした自社製品ラインナップ

ソフトウェア提供

 2011年12月、経済産業省が家庭内の機器をつなげるための標準プロトコルとして「ECHONET Lite規格」を推奨しました。同社はいち早く規格に準拠したミドルウェアを開発し、HEMS市場へ販売しています。またスマートメータのBルート側に採用されたWi-SUNのミドルウェアスタックも重点7機種メーカに対して展開中です。

 さらに、スマートグリッドにおいて不可欠となる国際標準規格「IEC61850」対応ソフトウェアも販売しています。

ハードウェア提供

 家庭内電力使用量の「計測」と「見える化」を実現するためのHEMSパッケージ。 「ECHONET Lite」対応機器を容易に開発するための開発キットを販売しています。

図:以下に解説
エネルギービジネスへの製品化実績

実証プロジェクトへの参画と大学・自治体等との連携

 神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センターの検証システムは同社が納入しており、経済産業省のスマコミ実証事業にも地域EMSの一部に参画しています。

図:以下に解説
ECHONET Lite普及への貢献

 また、京都市「次世代環境配慮型住宅」の実証事業にも協力しています。

今後の展望

写真:以下に解説
竹内 嘉一 代表取締役社長

 今後のさらなる事業拡大のためには、これまで培ってきたHEMS/MEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)及び地域EMSの領域の知見と、グループ会社の事業領域を如何に融合していくかが必要になります。先ずは、日新電機が得意とする下水道処理場の潜熱利用(WEMS)への参画に加え、パワコン、メガソーラー分野及び安定化電源技術を基とした「離島グリッド」からグリッド内の地域EMSへと展開し、ゼロ・エネルギービル、ゼロ・エネルギータウンで、国内のみならず、海外市場も挑戦していきたいと考えています。(代表取締役社長 竹内さん 談)

 今後の同社の活躍に目が離せません。

企業情報

企業名
株式会社日新システムズ外部リンク 新しいウィンドウで開きます
所在地
京都市下京区堀川通綾小路下ル綾堀川町293-1 堀川通四条ビル
電話番号
075-344-7880

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このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 エネルギー対策課
電話:06-6966-6043

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