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最終更新日:平成28年6月1日
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE:ナイト)は、これまで大阪合同庁舎第2号館別館にあった事業所を大阪南港(咲洲)コスモスクエア地区に移転し、大型蓄電池システム試験評価施設(NLAB:エヌラブ(※))を運用する国際評価技術本部のほか、消費生活用製品の事故原因究明などを行っている製品安全センター本部、化学物質管理センター安全技術課、認定センター近畿認定事務所、バイオテクノロジーセンター関西バイオ室で構成するNITE大阪事業所を本年4月に開所しました。
※NLAB:National LABoratory for advanced energy storage technologies
〒559-0034 大阪市住之江区南港北1 丁目22 番16 号
大阪地下鉄中央線「コスモスクエア」駅(2 番出口)から徒歩約10 分
5月20日午後、NITE大阪事業所の開所式典を開催しましたところ200名を超える関係者の皆様にご臨席いただきました。
式典では、1) NLAB等施設見学会、2) 記念式典、3) 施設概要説明、4) レセプションを実施しました。
記念式典のテープカットでは、経済産業省の井上産業技術環境局長、住田商務流通保安審議官、大阪府松井知事、大阪市田中副市長、関西電力株式会社生駒代表取締役副社長(大阪科学技術センター会長)、株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション依田取締役会長(電池工業会会長)、京都大学小久見(おぐみ)名誉教授(革新型蓄電池先端科学基礎研究事業(RISING事業)プロジェクトリーダー)、明治大学向殿(むかいどの)名誉教授(NITE評価・計画諮問会議議長)にご登壇いただきました。
NLABは、今後世界的な市場の拡大が期待されているリチウムイオン蓄電池など大型蓄電池システムの安全性や性能などを試験評価する施設で、大型コンテナサイズの蓄電池システムをそのまま格納して様々な試験が可能な世界最大級の「多目的大型実験棟」と、大型のモジュール、盤サイズ蓄電池の振動、落下、充放電、外部短絡、破壊などの各種試験が可能な最新鋭の試験設備を備えた「機能別実験棟」で構成しています。
既にこの春から複数の企業の皆様とNLABの試運転を兼ねた共同事業を実施しており、7月には試験サービスの本格運用を開始する予定です。
NLABでは今後、国内メーカー等の個別試験評価でのご利用に加え、国内外の認証機関のテストラボとして、あるいは、研究機関やメーカーと連携した国際標準の開発や共同研究拠点としての活用など、様々なニーズに対応させていただく予定です。
施設のご利用に関するご相談は随時受け付けていますので、お気軽にご連絡下さい。
電話番号:06-6612-2073
E-mail :nlab-sd@nite.go.jp
近畿経済産業局 総務企画部 総務課 広報・情報システム室
電話:06-6966-6009