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匠の技術、新たな感性で海外展開にチャレンジしている「クールジャパン商品」
“基板アート”という新しい分野の雑貨“moeco”の挑戦
担当課室:クリエイティブ産業ユニット

最終更新日:平成28年10月3日

FLASH iPhoneケース

【FLASH iPhoneケース】
iPhone自身が発する電波を電力に変換することで、充電なしでLEDが光ります。経済産業省のクールジャパンプロジェクト“The Wonder 500”にも認定されました。

株式会社電子技販が“基板アート”という新たな分野の商品の製作・販売を始めたのは、展示会での予想外の反応がきっかけでした。

同社は、大阪府吹田市で、プリント基板の設計・製造から販売までを行っている企業です。

ある展示会で、本業である基板の傍らに、基板の廃材でつくった携帯ストラップを展示してみると、思いがけず多くの来場者から注目を集めたそうです。そのことがきっかけで、本格的に基板製作技術を活かした基板アート雑貨の製作をはじめたところ、セレクトショップのバイヤーの目にとまり、すぐに発売が決まりました。

基板アート“moeco”シリーズは基板CADで設計し、基板に電子部品を実装(はんだ付け)するという、本業の基板と同じ製造方法・製造工程で作られています。世界的に見ても基板CADで設計された基板雑貨はmoecoシリーズの他にはありません。

最初の商品は、東京の路線図を回路で忠実に再現した名刺入れでした。基板のプロが本気でつくったこの商品は、鉄道ファンなどの目にとまり、Twitterを通じて瞬く間に口コミが広まりました。東京駅には赤色LEDが実装されており、iPhone自身が発する電波を電力に変換し、強い電波を発信した時にランダムで光ることが特徴です。

同社にとって、BtoCの製品をつくるのは初めての挑戦でした。そのため、当初は商品企画、デザイン、製造、営業の全てを北山代表取締役が1人で手探りで行っていたそうです。発売から3年目となる現在ではmoecoシリーズは売上の10%を占めるに至り、女性のユーザーも増えてきました。また、経済産業省のクールジャパンプロジェクト「TheWonder 500」にも認定され、注目度はますます高まっています。

FLASH ICカードケース

【FLASH ICカードケース】
改札のタッチやICカードでの決済時に光ります。Twitterで13,000超のリツイートがあり、発売後わずか2日で完売しました。

国内で順調に売上を伸ばしているmoecoシリーズですが、当局が実施する「DISCOVER KANSAIプロジェクト(inパリ)第2弾」事業を利用し、海外市場進出にも挑戦しました。本プロジェクトはパリのショールームmaisonwa(※1)にて6箇月間テストマーケティングを行うもので、毎月1回、来客者の様子や発言についてのフィーバックを受けることができます。

moecoシリーズは、フランス人からも大好評で、パリでもその芸術性が高く評価されました。今後はJETRO(日本貿易振興機構)の支援策なども活用しながら、雑貨のみならず、基板アートを使った内装建材なども提案していきたいと考えています。

まだまだ続くmoecoシリーズの躍進が、今後も注目されます。

北山代表取締役

【北山代表取締役】
moecoの名前の由来は、
北山代表取締役の基板"萌え"からきているそう。

(※1)maisonwa(メゾン・ワ)

日本の商品を発見してもらうことを目的に2015年にオープンしたショールーム。ロケーションは、パリ1区、日本人街サンタンヌ通りの近くで、日本に関心を寄せるフランス人等が数多く来店しています。

掲載関連情報

企業名
株式会社電子技販外部リンク
所在地
大阪府吹田市豊津町62番8号
電話番号
06-6386-0401

関連施策へのリンク

DISCOVERKANSAIプロジェクトinパリ

E!KANSAI「クール&クリエイティブ関西」プロジェクトの紹介シリーズ

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局産業部クリエイティブ産業ユニット

電話:06-6966-6053

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