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最終更新日:平成29年1月4日
地域ぐるみで産学官金等が連携して、持続的に新産業・新需要を生み出す取組(=ローカル・イノベーション・プロジェクト)を実施する地方自治体等が、当該プロジェクトを近畿経済産業局に登録する制度で、近畿経済産業局が全国に先駆けて平成28年9月に創設しました。
平成28年12月時点で、23件の個性あふれる地域のプロジェクトが登録されています。そのうちの2つについてご紹介します。
デザイナー育成研修
西脇市の地域資源であり、基幹産業である「播州織」を活用した取組です。市、播州織業界、ファッション系大学・専門学校が連携し、デザイナー育成、最終製品化、販売機会の創出、起業創業支援に取り組み、「播州織」のブランド力の向上及び競争力の強化を目指しています。
大和トウキの葉を
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原料生薬の生産拡大から、関連する新たな産業分野である機能性表示食品等の創出までの一貫体制を構築するため、奈良県は部局横断的な支援を行いつつ、大手中核企業、大学等で構成される「漢方のメッカ推進協議会」を中心に、県内市町村とも連携し、薬用作物栽培支援、製品開発支援等、事業化に向けた取組を積極的に推進しています。
近畿経済産業局は登録プロジェクトに対して、統一的なプロモーションによる国内外への情報発信、プロジェクト推進に際しての課題を克服するための研究会開催などを通じ、各プロジェクトの着実な事業推進を後押しし、関西地域における「稼ぐ力」の強化を目指します。
地域発!「ローカル・イノベーション・プロジェクト」の登録制度
近畿経済産業局 総務企画部 企画課
電話:06-6966-6003
近畿経済産業局 広報・情報システム室
電話:06-6966-6009