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知的資産経営のすすめ
~会社の強みを見える化し、企業価値を高めよう~
担当課室:産業技術課、広報・情報システム室

最終更新日:平成29年2月1日

中小企業の経営者の皆様、数字だけではない自社の強みを、社内外にもっと効率的に伝えたいと思いませんか?

「知的資産」「知的資産経営」とは?

出典:地域金融機関と連携した知的資産経営の推進について(経済産業省)

出典:地域金融機関と連携した
知的資産経営の推進について(経済産業省)

知的資産とは、財務諸表に記載されている資産以外の無形資産で、人材や技術、知的財産、組織力、顧客とのネットワーク等のことをいいます。知的資産経営とは、自社の強みである知的資産を把握し、それを「見える化」することで、企業の内部・外部における経営活動に活かしていく経営手法のことです。

近畿経済産業局では、10年以上前から、中小企業の知的資産経営への取組を推進しています。

知的資産を見える化するには???

知的資産を「見える化」するには、その目的に応じて、「事業価値を高める経営レポート」や「知的資産経営報告書」といったツールが使えます。例えば、「事業価値を高める経営レポート」では、自社の業務の流れや、他社との差別化につながる取組、SWOT分析などの自社分析を行い、その結果をもとに、今後のビジョン、価値創造に向けたストーリーをまとめる構成になっています。

知的資産を見える化することにより、1.取引先の信頼度が上がり、営業の促進につながる、2.非財務情報が見える化されるため、資金調達面で有利になる、3.企業価値が明確になり、従業員の士気向上につながる、4.事業承継に役立つといったメリットが想定されます。

知的資産経営への第一歩は当局ホームページから!

当局ホームページでは、企業が作成した知的資産経営報告書(平成29年1月時点で254社)や、報告書の作成支援機関の一覧等を掲載しています。実際に報告書を作成した企業の多くは中小企業で、業種は建築、介護、小売、保険、製造業など多岐にわたっています。あなたも知的資産の見える化に取り組んでみませんか?

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このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 地域経済部 産業技術課

電話:06-6966-6017

近畿経済産業局 総務企画部 広報・情報システム室

電話:06-6966-6009

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