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第12回製品安全対策優良企業のご紹介(第3回)
パナソニックホームズ株式会社
「大企業 小売販売事業者部門 技術総括・保安審議官賞」を受賞
担当課室:製品安全室

最終更新日:令和元年9月2日

企業の製品安全対策意識の向上と製品安全に係る事業活動を応援するため、近畿地域(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)で、経済産業省の「製品安全対策優良企業表彰 (※)」を受賞された企業を紹介しています。

今回は第12回表彰(2018年度)において、「大企業 小売販売事業者部門 技術総括・保安審議官賞」を受賞されたパナソニックホームズ株式会社の取組を紹介します。

パナソニックホームズ株式会社は、戸建住宅・賃貸集合住宅等の建設工事、リフォーム工事の請負及び施工等を行っており、以下の取組が高い評価を受け、技術総括・保安審議官賞を受賞されました。

  • 調達商品の仕入れにおける安全性確保のために、調達先と品質保証契約書を締結して4M変更管理(※)を行うとともに、調達先アセスメント監査制度を導入し、その結果を両社で確認の上、調達先の改善計画を策定していること。
  • 商品安全管理運用基準に基づき製品安全を確保するための責任者として、商品安全責任者が配置されており、その役割と権限が明確に規定され、製品開発の各段階において、リスク評価と対策の妥当性判断の責任者として機能していること。
  • 製品不具合に関する原因分析と発生メカニズムを、品質トラブルナレッジとして共有し、再発防止に向けた取組を進め、社内の基準に反映するとともに、商品企画・採用のチェックに活用されていること。

※詳細は「調達商品の仕入れにおける安全性確保の取組」を参照。

製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)

経済産業省が実施する製品安全の取組に対して特に積極的な活動を行っている民間企業を表彰することで、事業活動や消費生活において製品安全が重要であるとする「製品安全文化」を定着させることを目的として、2007年度より実施している制度です。

審査にあたっては「安全な製品を製造・輸入(仕入・販売)するための取組」、「製品を安全に使用してもらうための取組」、「出荷後に安全上の問題が判明した際の取組」、「出荷後に安全上の問題が判明した際の取組」、「製品安全文化構築への取組」の4つの視点で評価が行われています。

2018年度製品安全対策優良企業表彰受賞式(右側が、パナソニックホームズ株式会社 取締役 常務執行役員 酒田 陵二 氏)

2018年度製品安全対策優良企業表彰受賞式
(右側が、パナソニックホームズ株式会社
取締役 常務執行役員 酒田 陵二 氏)

製品安全対策優良企業のみ使用できるロゴマーク

製品安全対策優良企業のみ
使用できるロゴマーク

調達商品の仕入れにおける安全性確保の取組

住宅を構成する安全上重要な材料・部品については、購入先と品質保証契約書を締結し、「設計変更・4M変更連絡書」で4M変更管理を行っています。また、調達先アセスメント監査制度を導入し、その結果を両社で確認の上、調達先の改善計画を策定しています。さらに課題解決の手段として、3つの分科会(4M変更管理分科会、ヒューマンエラー分科会、検査分科会)活動を実施し、複数の調達先の共通課題の解決を目指しています。

<購入先アセスメント監査>

<購入先アセスメント監査>

<購入先メーカーの課題解決の手段として3つの分科会活動を実施>

<購入先メーカーの課題解決の手段として3つの分科会活動を実施>

※4M(人・機械・材料・方法)、3H(初めて、変化、久しぶり)、O(思い込み)

品質規程と商品安全管理運用基準に基づく製品安全の責任者の配置と権限の明確化

製品安全を確保するための責任者として、商品安全責任者が、自社の品質規程と紐づけられた企業内カンパニーの商品安全管理運用基準に基づき位置づけられており、その役割と権限について明確に規定されています。製品開発の各段階においては、危害シナリオを想定し、リスクの見積もりと評価、保護方策の検討と妥当性判断を行うことが規定されており、開発段階からお引渡し後の見届けまでの商品安全に関する責任者を務めています。

<危害のシナリオを想定し商品化までにリスクの軽減処置を実施>

<危害のシナリオを想定し商品化までにリスクの軽減処置を実施>

製品不具合に関する原因分析と発生メカニズムを品質トラブルナレッジとして共有する再発防止に向けた取組

品質トラブルナレッジはグループ内で発生している品質トラブル情報と住宅として発生したトラブル情報を共有し、再発防止を図ることを目的とした活動。商品調達に必要とされる情報は、トラブルナレッジから住宅の安全性等の性能と、商材ごとに分類された設計標準に落とし込まれ、商品採用のチェック、新商品企画のチェックに活用しています。

パナソニックホームズ株式会社 増田 典晃 様からのコメント

都市型IoT住宅(パナソニックホームズ株式会社)

都市型IoT住宅(パナソニックホームズ株式会社)

弊社は、弊社の製品安全活動を客観的に評価して頂く事を目的に、3年に一度の頻度でPSアワードの申請をさせて頂き、この度、3回連続となる審議官賞を受賞させて頂きました。

弊社は「良家づくり」の考えに基づき、自社製品だけでなく、購入製品についても、購入先様のものづくりの課題を自ら認識して頂くためのアセスメントチェックの仕組みを作り、各社でレベルアップを図って頂くことにより、4M変更管理を含む日常のものづくりを強化して頂き、様々な製品の集合体である住宅の総合的な製品安全確保に取り組んでまいりました。

また商品安全責任者は、商品の開発段階から、危害リスクの想定に間違いはないか、保護方策は適切かを確実にチェックし、出荷後の製品安全の状況までの見届けを行い、お客様に弊社住宅商品を安心して使用して頂くように取り組んでおります。今後も製品安全対策優良企業として、製品安全の取り組みを活性化させ続け、安全性の高い住宅の提供に努めてまいります。

パナソニックホームズ株式会社の概要

本社所在地
〒560-8543 大阪府豊中市新千里西町1丁目1-4
設立
1963年7月1日
代表者
代表取締役社長 井上 二郎
従業員数(連結)
6,198名(2019年3月末時点)

事業内容
  • <建築請負部門>
    戸建住宅・賃貸集合住宅等の建設工事、リフォーム工事の請負及び施工
  • <不動産事業部門>
    分譲用土地・建物およびマンションの販売、不動産の仲介・賃貸管理
  • <住宅システム部材販売部門>
    工業化住宅のシステム部材の製造および販売

関連情報リンク

経済産業省 製品安全対策優良企業表彰

「第12回製品安全対策優良企業表彰」受賞企業が決定しました

パナソニックホームズ株式会社

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 産業部 消費経済課 製品安全室

電話:06-6966-6098

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