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第29回「関西企業フロントラインNEXT
~関西中小企業における外国人材の雇用・活躍の実態2~」を取りまとめました!

最終更新日:令和6年9月19日

 近畿経済産業局では、関西の中堅・中小企業を対象に、企業活動の現場に見られる新たな変化の兆しに着目したヒアリング調査レポート「関西企業フロントラインNEXT」を公表しています。
 今回のレポートでは、「関西中小企業における外国人材の雇用・活躍の実態2」と題して、企業の人手不足が深刻化する一方で生産性の持続的向上を図るための方策の一つとして「外国人材の雇用・活躍」に着目し、関西の中小企業が外国人材を雇用する背景と、その結果として企業に生じた変化について、事例を基に整理しました。

【調査結果のポイント】

  • 関西の外国人材は5年前に比して約1.6倍(28万人超)に増加。全国の伸び率(約1.4倍)に比して伸び率が大きい。
  • 国籍別割合で見ると、全国に比して関西はベトナム国籍の人材の増加が大きく、当局管内(2府5県)のいずれにおいても、国籍別外国人労働者数のトップを占める。(関西:35.6%、全国:25.3%(2023年))
  • 一方で、関西は全国と比して、就業者に占める外国人労働者数割合、外国人雇用事業所割合や1事業所当たりの外国人労働者数が少ない。
  • 労働生産性の観点から外国人材の活躍状況を調査したところ、「海外市場を中心とした販路開拓・拡大」、「現地市場向けの営業・提案力強化」、「DX・デジタル化・IT化」などの分野での活躍事例が見られた。併せて、成長意欲の高い外国人が社内組織の活性化に貢献している事例も確認。
  • そのような企業では、具体的な企業内でのコミュニケーション手法から、共に働く日本人社員の変化の必要性、更には日本で生活する上での丁寧なサポート体制など、実際に外国人と共に働く企業ならではの具体的な実践が存在。

プレスリリース資料


第29回「関西中小企業における外国人材の雇用・活躍の実態2」(令和6年9月19日公表)

関西中小企業における外国人材の雇用・活躍の実態2(完全版)

関西中小企業における外国人財の雇用・活躍の実態2(概要版)

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