トップページ > 施策のご案内 > 地方創生 > 近畿経済産業局と三木市は地方創生にかかる連携協定を締結!
最終更新日:令和5年4月3日
近畿経済産業局と兵庫県三木市は、三木市における地方創生計画を共に推進するため、連携協定を締結しました。
三木市は2025年大阪・関西万博を見据えて、三木ブランド戦略の推進などの地方創生計画の取組を加速化させる意向であり、近畿経済産業局は、成長産業の戦略策定支援や域内企業支援、地域資源を活用したブランド戦略の推進などを支援することで、三木市の地方創生の具現化を後押しします。
近畿経済産業局が地方創生に取り組む自治体を支援するために締結する連携協定としては、奈良県広陵町に続き第2弾となります。
三木市は、豊富な地域資源を有していますが(※1)、就職や結婚を機に若年層が市外へ転出するなど、高齢化や人口減少が続いています。こうした中、三木市は複合的な人口減少対策に取り組み、将来にわたって活力あるまちづくりを推進するため、「三木市創生計画」(※2)を策定し、5つの政策の柱の下、各種施策の実現に取り組んでいるところです。
近畿経済産業局は、「三木市創生計画」策定の段階から関わってきたところですが、市長のトップダウンにより地方創生に積極的に取り組んでいる三木市と連携協定を締結し、地域で活躍する人材の育成や、市内企業のハンズオン支援による活性化、地域資源を活用したブランド戦略の推進など、様々な施策活用を視野に入れながら支援を行うことで、施策効果を最大化し、三木市における地方創生の具現化を後押しします。
今後、近畿経済産業局と三木市は三木市における地方創生を実現するため、本連携協定に基づき各種施策の実現に向けて協議を進めていくこととしていますが、令和4年度は主に以下の事業を中心に実施してまいります。
(1)RESASを活用した成長産業の戦略策定支援や地域の担い手人財の育成支援
(2)地域未来牽引企業を始めとした域内企業への専門家派遣等によるハンズオン支援
(3)地域資源を活用したブランド戦略推進にかかる取組への支援
(※1)三木市の「ポテンシャル」とは?
三木市は、東西に山陽自動車道及び中国縦貫自動車道の高速道路が通過する等、関西と山陽・山陰地域を結ぶ陸上交通の要衝であります。神戸等の大都市や主要空港、港湾へは約1時間圏内にあり、交通の利便性の高い場所に位置します。
地場産業である金属製品製造業の歴史は古く、450年以上昔の戦国時代まで遡り、「三木金物」として国の地域団体商標を取得するなど、「金物のまち」です。また、至高の日本酒を生み出す最高の原料「山田錦」の一大産地である兵庫県内でも、最高品質である特A地区を最も多く有し、県内シェア1位を占める日本最大の産地であり、地元の酒蔵では恵まれた立地条件を活かした日本酒造りが行われています。さらには、ゴルフ場25か所が所在する西日本一ゴルフ場が多いまちでもあります。
(※2)「三木市創生計画」とは?
「まち・ひと・しごと創生法」(平成26年制定)により閣議決定された「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」と「まち・ひと・しごと総合戦略」に基づき、各自治体が地域の実情に沿った「地方版総合戦略」(地方創生計画)を策定。
「三木市創生計画」は、複合的な人口減少対策に特化した計画として、以下の5つの「政策の柱」に基づく各種施策を実施しています。
(1)安心して働く環境を創る :既存産業振興、新規企業誘致、起業支援 等
(2)未来へ続く希望を創る :子育て支援、教育、移住支援 等
(3)協働のまちを創る :「生涯活躍のまち」構想 等
(4)持続可能なまちを創る :防災、環境政策、公共交通、観光 等
(5)多様性を認め合う社会を創る:誰もが住みやすいまちづくり
近畿経済産業局 地域経済部 地域連携推進課
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