トップページ > 施策のご案内 > 中堅・中小企業の実態把握 > 関西から「キーパーソン」を考える会 > 関西から「キーパーソン」と考える、次世代の地域活性化 3RD SEMINAR」を開催します!
最終更新日:令和4年3月2日
新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の働き方が大きく変わりつつあります。必ずしも都市部に住んで働く必要がなくなり、自分の好きな地域に住みながらそこで働くという分散型社会へと移行する動きも出ています。また、稼ぐことに重きを置いていた高度経済成長期とは異なり、時間やコスト、環境といった人々の生き方に対する価値観も多様化してきています。
また、関西における大きな動きとして、2025年には大阪・関西万博の開催が予定されており、関西が世界から注目される大きなチャンスです。大阪・関西万博には、2820万人の来場者が見込まれており、地域独自の文化や観光、産業といった、各々の地域が持つ独自の魅力を地域一体となって世界にPRする絶好の機会でもあり、それに向けて、地域で様々な仕掛けを検討していくべきタイミングが訪れています。
そのためには、地域がそれぞれの価値を改めて見出し、域内外の異なる立場の人々や企業を繋ぎながら、共にその価値を高めて発信することができる「キーパーソン」の存在が極めて重要です。近畿経済産業局では、令和2年度よりそのキーパーソンに着目し、「キーパーソンとはどういう人なのか」という要件・要素や、プロジェクトを進めていく上で地域に求められる環境整備についてなどを議論してきました。今回はさらに議論を進め、若手キーパーソン達の知識や経験をシェアするとともに、彼らと共に地域の活性化を担うために自治体(地域)に求められる役割は何かについて考えるセミナーを開催します。
本イベントでは、その地域の持続可能な発展のため、地域で活動する「キーパーソン」と呼ばれる人々に着目し、「キーパーソン」の視点で地域の活性化を考えていきます。地域の活性化を促すための課題や自治体(地域)に求められるものなど、地域での活動がうまくいくヒントについて、近畿内外の若き「キーパーソン」や自治体職員等を交えて、全3回にわたって考えていきます。第3回では、拡大版として近畿管外からも活躍するスピーカーと自治体職員をお招きして、それぞれの取組をご紹介いただいた後、キーパーソンの力を最大限発揮しつつ、地域活性化を推進するために必要なことを、キーパーソンと自治体職員の視点から一緒に考えていきます。
令和4年3月10日(木)13:30~16:30
オンライン開催
自治体、支援機関、各地のキーパーソン他、次世代の地域活性化を目指す人
近畿経済産業局 総務企画部 中小企業政策調査課(事務局 株式会社ダン計画研究所)
1.スピーカー(3名)による取組事例紹介(各20分程度)
大阪・東京で営業職を経て2012年「(株)うずのくに南あわじ」入社。あわじ島バーガー、白い海鮮丼、うにしゃぶなどのメニュー開発のサポートや人の意識改革に取り組み、道の駅うずしお等の経営を再生。2017年に株式会社シカケを創業。2018年には(一社)全国道の駅支援機構をメンバーと立ち上げ、同機構の理事も務めながら各種施設・飲食店の仕掛けづくり等のサポートに奔走している。
京都府与謝野町出身。2019年7月、関西学院大学在学中に、(株)ローカルフラッグを立ち上げ、京都府与謝野町を中心に、若者によるチャレンジ(起業・事業承継等)を促進して、地域の雇用や地域課題解決につなげるべく挑戦中。2020年秋には、地元産ホップを使用したクラフトビールブランド「かけはしブルーイング」をリリースし、ECサイトを中心に商品販売に取り組む。
東京大学大学院を卒業後、IT企業(株)ガイアックス入社。2014年秋田県五城目町へ移住し、地域おこし協力隊に着任。「五城目町地域活性化支援センターBABAME-BASE」を拠点にシェアビレッジの立ち上げに参画。2017年町内の土着企業等が集まり(一社)ドチャベンジャーズを設立し代表理事に就任。「世界一こどもが育つ町」に向けたまちづくり等に尽力している。
2.自治体職員(2名)による取組紹介(各20分程度)
百貨店の販売推進部門を10年間担当後、2008年生駒市に入庁し、広報紙改革や採用広報等を担当。プロモーションサイト「goodcycle ikoma」や市民PRチーム「いこまち宣伝部」、森の中のマルシェ「IKOMA SUN FESTA」等を通じてまちの魅力発信につとめると共に、多様な働き方や生き方を提案する「スタイリングウィーク」の開催など、人が出会い、緩やかにつながる場をつくる。2020年から現職。2017年「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」を受賞。
福島県西会津町出身。大学卒業後、都内の企業を経て西会津町にUターンし、西会津町役場に入庁。仲間と共に、集落を丸ごと貸し切った住民と若者による「DEEP集落鬼ごっこ。」、自然音の世界発信、西会津と首都圏の若者をつなぎ集落再生プロジェクトに取り組む。プライベートでは、内閣府青年海外派遣事業参加、ASEAN青年との国際交流、進化思考研究所、西会津辺境塾で活動。最近の関心は、複業人材、空き家改修、土地の記憶。
3.登壇者によるディスカッション(70分程度)(テーマ・地域プロジェクトを進める上での課題等)
精神科医療機関を経営する母方の祖父、義肢装具の開発をする父をもつ。関西の情報誌の編集業を経て、株式会社・NPOを起業。さまざまな切り口で情報や地域資源を編集することで、地域コミュニティ・障がい者福祉・農業・伝統工芸など、社会課題の解決を目的とした幅広いプロジェクトを推し進めている。「淡路島日本遺産」、漁港の情報発信「SUI」、伝統工芸×福祉「伝福連携」、空き家×福祉「杉本町みんな食堂」など。2016・2019年度のグッドデザイン賞を2度受賞。関西大学、近畿大学、大阪芸術大学ではソーシャルデザインの講義を担当。教育分野でも精力的に活動を行っている。
無料
「関西から「キーパーソン」と考える、次世代の地域活性化 3ND SEMINAR」
株式会社ダン計画研究所
06-6944-1173 (平日10時~17時)
E-mail:kp-seminar@dan-dan.com
近畿経済産業局 総務企画部 中小企業政策調査課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6057
FAX番号:06-6966-6073
メールアドレス:bzl-kin-chushokigyoseisaku@meti.go.jp