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関西再生医療産業コンソーシアム ライブセッションin再生医療~細胞機能を高めるバイオテクノロジーとして再生医療を考える~ (第3回)を開催します

最終更新日:令和4年10月11日

 関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC) では、登録企業とアカデミアが連携し、マッチング案件の創出を目指すプログラムに取り組んでいます。登録企業とアカデミアが連携し、マッチング案件の創出を目指すプログラムとして、「細胞機能を高めるバイオテクノロジーとして再生医療を考える」に取り組んでいます。
 本イベントは、講演を聞くだけでなく、少人数制だからできる活発な質疑や講師とのディスカッションを通じ、より深い理解を得ると共に、事業展開のヒントを掴んでいただくことを狙いとしております。 新たなビジネスチャンスを発掘する場として、是非ご参加下さい。

日時

2022年11月9日(水) 14:00~16:30

場所

アンカー神戸 イベントホール (神戸市中央区加納町4丁目2-1 神戸三宮阪急ビル15階)

※定員を超えた場合は主催側で調整することがあります。

定員

50名程度 

プログラム

■講演テーマ 「加齢性疾患における老化細胞の役割」

■講師  
     公益財団法人がん研究会 がん研究所 細胞老化研究部 部長
     NEXT-Gankenプログラム がん細胞社会成因解明プロジェクト
     プロジェクトリーダー兼任                   高橋 暁子 先生

■ファシリテーター
     京都大学 医生物学研究所 教授
     再生組織構築研究部門 生体材料科学分野
     京都大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻 教授       田畑 泰彦 先生

■講演概要

わが国では、がん・動脈硬化・アルツハイマー・肺線維症・骨粗鬆症のような加齢性疾患の増加が深刻な社会問題となっており、その発症要因として老化細胞が関与しているとされています。
細胞老化はストレスによって誘導され、炎症性蛋白質を細胞外へと分泌するSASP(Senescence-Associated Secretory Phenotype)をおこすことで、加齢性疾患の発症や個体の機能低下の要因となっていることが近年明らかになっています。
私たちは、これまでに老化細胞でSASPがおこる分子機構の解析や、老化細胞が分泌するエクソソームの解析を行ってきました。
最近では、老化細胞に選択的に細胞死を誘導することで加齢性疾患の発症やがんを抑制しようとする新しい治療戦略が注目されています。
本講演では、がん微小環境における細胞老化の機能とSASPに関する最新の知見を紹介します。

主催

公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)、近畿経済産業局 関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC)、大阪商工会議所「次世代医療システム産業化フォーラム(再生医療等分科会)」

参加費用

無料

申込み先・問い合わせ先

  • NIRO 技術移転部門 健康・医療部 西野(nishino@niro.or.jp)あてにメールを送付ください。
     (所属、役職、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、高橋先生への質問事項を記載し、メールにてお申込みください)
  • 締め切りは11月4日(金)まで
  • 案内チラシもご覧下さい。

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課 
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6163
FAX番号:06-6966-6097
メールアドレス:kin-bionews@meti.go.jp