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関西再生医療産業コンソーシアム ライブセッション in 再生医療 ~細胞機能を高めるバイオテクノロジーとして再生医療を考える~(第4回)を開催します

最終更新日:令和5年11月2日

 関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC) では、昨年度に引き続き、登録企業とアカデミアが連携し、マッチング案件の創出を目指すプログラムに取り組んでいます。今年度は「ライブセッション in 再生医療 ~細胞機能を高めるバイオテクノロジーとして再生医療を考える~」として、先生方からご講演いただき、産学連携によるマッチングを目指します。
 本イベントは、講演を聞くだけでなく、少人数制だからできる活発な質疑や講師とのディスカッションを通じ、より深い理解を得ると共に、事業展開のヒントを掴んでいただくことを狙いとしております。新たなビジネスチャンスを発掘する場として、是非ご参加下さい。

日時

2023年12月12日(火) 14:00~16:30 (13:30~ 受付開始)

場所

京都大学医生物学研究所 会議室134(京都市左京区聖護院川原町53 南部総合研究1号館1階)

プログラム

■講演テーマ 「ゲノム編集とiPS細胞で如何に難病を治すか?」

■講師  
 京都大学iPS細胞研究所(CiRA) 
  臨床応用研究部門 主任研究員/准教授 堀田 秋津 先生
■ファシリテーター
 京都大学 医生物学研究所 教授
  再生組織構築研究部門 生体材料科学分野
 京都大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻 教授  田畑 泰彦 先生

■講演概要
 ゲノム解析技術の進歩により、これまで原因が分らなかった難病の原因が次々と解明されてきた。しかし、原因遺伝子変異が分かった所で、治療可能なオプションは極めて限られている。CRISPR-Cas9の発見を皮切りに、ゲノム編集技術は目覚ましい進歩を見せており、細胞レベルであれば、自在に遺伝子改変や変異修復ができるようになって来た。但し、どんな遺伝子変異でも修復できる訳ではなく、変異の種類に応じてゲノム編集ツールを適切に使い分ける必要がある。iPS細胞を始めとする培養細胞にゲノム編集を行うことで、遺伝子変異修復だけでなく、免疫拒絶の低減や治療用タンパク質の生産など、様々な機能性を付与することができる。再生医療も新しい時代を迎えつつあると言えるだろう。さらに、生体内での変異修復を実現するためには、効率的かつ安全な遺伝子送達技術が鍵となる。現段階での技術を概説すると共に、今後の動向について議論したい。

共催

近畿経済産業局 関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC)
公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)
大阪商工会議所 次世代医療システム産業化フォーラム(再生医療等分科会)

定員

50名程度(定員を超えた場合は主催側で調整することがあります)

参加費用

無料

申込み先・問い合わせ先

  • 近畿経済産業局(bzl-kin-biomail@meti.go.jp)あてにメールを送付ください。
    (所属、役職、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、堀田先生への質問事項を記載し、第4回参加希望と明記の上、メールにてお申込みください)
  • 締め切りは12月7日(木)正午
  • 案内チラシもご覧ください。
  • 申し込み完了のメールは差し上げておりません。
  • 送付いただいた個人情報は、共催者間にて共有させていただきます。また、今後KRIC関連のイベントをメールにてご案内させていただく場合がございます。ご了承の上お申込みください。

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課 
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6163
FAX番号:06-6966-6097
メールアドレス:kin-bionews@meti.go.jpメールリンク メールソフトが起動します