サイバーセキュリティ演習 in 兵庫「経営者向けインシデント対応机上演習」及び「システム・セキュリティ担当者向けリスク分析ワークショップ」を開催します
最終更新日:令和6年12月20日
関西サイバーセキュリティ・ネットワーク事務局(近畿経済産業局・近畿総合通信局・一般財団法人関西情報センター)は、公益社団法人兵庫工業会、公益財団法人神戸市産業振興財団、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と共催で、サイバーセキュリティ月間(※)中である令和7年2月14日(金曜日)に(1)経営者向けインシデント対応机上演習、(2)システム・セキュリティ担当者向けリスク分析ワークショップを同日開催します。
※サイバーセキュリティ月間:毎年2月1日~3月18日
1.イベント概要
経営者向けインシデント対応机上演習
企業においてセキュリティインシデントが発生した場合には、経営者は被害とその影響範囲を最小限に抑えて事業継続を確保する必要があり、その為には予めの対応手順の整備や実際に発生した際の経営者による冷静で的確な対応が必要です。本演習では、サイバー攻撃によるセキュリティインシデントの対応(担当者への指示・判断、顧客対応等)について学びます。
開催日時:令和7年2月14日(金曜日)10:00~13:00(9:30より受付開始)
対象者:中小企業の経営層(セキュリティインシデントが発生した時に組織としての対応を検討・指示する方)
定員:20名
プログラム概要:
・講習
「中小企業のためのセキュリティインシデント対応の手引き」をベースにインシデント対応のポイントを学びます。
・演習1「初動対応」
事例企業において発生したランサムウェア感染時の初動対応について、受講者のディスカッションにより対応方針・方法を検討します。
・演習2「対応・公表」
ランサムウェア感染からの業務・システムの復旧や再発防止、公表について、受講者のディスカッションにより対応方針・方法を検討します。
システム・セキュリティ担当者向けリスク分析ワークショップ
企業を取り巻くリスクは、事業内容や取り扱う情報、職場環境、ITの利用状況などによって異なります。リスクの高いものを特定すると共に、優先順位付けしたリスク対策計画を立案することで効率的なセキュリティ対策を行うことが可能となります。本ワークショップでは、想定企業を舞台に情報資産の洗い出し、リスク値の算定、対策の検討といった詳細リスク分析について演習を通じて学びます。
開催日時:令和7年2月14日(金曜日)14:00~17:00(13:30より受付開始)
対象者:中小企業のシステム担当者、IT担当者、セキュリティ担当者(組織においてリスク分析・セキュリティ対策を実施する方)
定員:40名
プログラム概要:
・演習1「情報資産の洗い出し」
中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインの付録「リスク分析シート」の利用方法を学んだ後、事例企業においてどのような情報資産があるかを洗い出して重要度を判断する演習を行います。
・演習2「リスク値の算定」
リスク値の算定方法を学んだ後、優先的・重点的に対策が必要な情報資産を把握する演習を行います。
・演習3「情報セキュリティ対策の決定」
情報セキュリティ対策の検討方法を学んだ後、リスクの大きな情報資産に対して必要とされる対策を検討する演習を行います。
イベント共通事項
講師:株式会社ブルーオーキッドコンサルティング 取締役 情報処理安全確保支援士・中小企業診断士 野村 陽子 氏
個人事業主・中小企業に対し、クラウドコンピューティング活用・情報セキュリティ対策をはじめとするITコンサルティングに携わる。商工会議所等での創業・起業、経営関連セミナーにて講師を務めるほか、企業内研修の実績も多数保有。前職では、NTT西日本の法人営業部門にて13年間、中堅・中小企業や医療機関に対するIT導入支援に携わる。
参加費:無料
共催:関西サイバーセキュリティ・ネットワーク事務局(近畿経済産業局・近畿総合通信局・一般財団法人関西情報センター)、公益社団法人兵庫工業会、公益財団法人神戸市産業振興財団、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
2.お申込み方法
申込方法:以下URLの申込フォームからお申し込みください。
申込フォーム
申込締切:令和7年2月11日(火曜日)23:59
※定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。ご了承ください。
このページに関するお問い合わせ先
近畿経済産業局 地域経済部 次世代産業・情報政策課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6008