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関西の産業施設訪問体験記 -京漆器 乾-

最終更新日:令和7年10月22日

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京漆器 乾

施設概要

「京漆器」は、京都の伝統技法を用いた漆工芸品で、蒔絵や螺鈿などの装飾が特徴的です。やさしく上品な雰囲気があり、茶道具や飾り物として親しまれています。

今回訪れたのは、京都の歴史的な名所「京都御苑」の近くで京漆器の製造販売を営む、「乾漆器店」さん。

同店では京漆器の魅力を国内外の多くの人に知ってもらおうと、蒔絵体験を提供しています。

施設外観


体験詳細

1.体験商品を選ぶ

コーヒー盆、写真立て、ブローチ、ペンダントの中から好きなものを選びます。

体験商品

今回はコーヒー盆とブローチに挑戦しました。

2.デザインを決める

蒔絵のデザインを決めます。見本から選ぶ事ができるほか、自由な発想で自分だけのオリジナルデザインを考えることもできます。

体験

3.模様を転写する

蝋引き紙にデザインを描き、体験商品に紙を押し当てて模様を写します。
体験 体験 体験

4.漆でなぞる

黄色の漆を使って模様をなぞります。
体験 体験

5. 金粉を蒔く

漆が乾く前に粉をふりかけて装飾します。
体験 体験

体験 体験

6. 色を加える

お好みで赤や白などの色漆を加え、乾燥させれば完成!
体験 体験


体験の魅力

最大の特徴は、参加者自身がオリジナルのデザインを考え、世界に一つだけの作品を仕上げられる点です。この体験教室では、和風の模様からアニメキャラクターまで、これまで数多くの個性豊かな作品が生まれてきたといいます。自由な発想で模様を描く工程は、デザイナーなどクリエイティブな職業の方からも高く評価されています。
また、筆で模様をなぞる繊細な作業や、金粉を蒔いた瞬間に広がる華やかさによって、「見る」だけでは分からなかった漆器の魅力を、体験を通じて最大限に知ることができます。

外国人の受け入れ状況について

欧米からアジアまで幅広い国の方々を受け入れています。蒔絵の工程については、英語の説明資料が用意されているため、言語の壁を感じることなく工程を理解することができます。加えて、簡単な英語でのコミュニケーションにも対応しているため、安心して体験を楽しむことができます。

京都を訪れる際には、有名な観光地やレストランだけでなく、京都ならではの伝統産業にもぜひ触れてみてください!


施設情報

施設所在地

〒604-0884 京都市中京区竹屋町通高倉西入塀の内町637

交通案内

地下鉄烏丸線「丸太町」駅5番出口より徒歩4分


その他詳細は、関西の見学可能な産業施設ガイドにてご確認ください。
京漆器 乾

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 国際部 投資交流促進課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6033
メールアドレス:bzl-charm-kansai[アットマーク]meti.go.jp
※メール送信の際、[アットマーク] を「@」に置き換えて送信してください。