トップページ> 施策のご案内 > クリエイティブ産業支援(サービス・デザイン・コンテンツ等 > サービス業の生産性向上のための取組み > 第5回「日本サービス大賞」の受賞者が決定しました
最終更新日:令和7年12月10日
サービス産業は、日本の GDP と雇用の約 7 割を占め、今後の日本経済の成長の鍵となる重要な産業です。日本サービス大賞は、こうした重要な役割を担うサービス産業において、きらりと光る新しい価値を提供しているサービスや、これまでになかった新しいやり方を実現しているサービスを「革新的な優れたサービス」として表彰することで、その高度化や産業の発展を先導する制度です。
第 5 回目となる今回は、全国から 768 件の応募が寄せられ、主催者である(公財)日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)に設置される委員会による厳正な審査を経て、近畿経済産業局管内においては、株式会社ミライロ(厚生労働大臣賞)、株式会社中川(農林水産大臣賞)、akippa株式会社(国土交通大臣賞)、株式会社ワサビ(優秀賞)の4件が受賞しました。
【サービスの概要と特徴】
世界で初めて障害者手帳をデジタル化したスマートフォン版アプリ。全国の自治体が発行する292種類もの障害者手帳を1つに集約し、手帳確認における障害者と窓口担当者の負担を軽減する。ミライロIDには約4,000以上の事業者が参画しており、障害者割引や障害者向けECサイト「ミライロストア」、障害者雇用の求人情報の掲載、他サービスとの連携など、障害者向けサービスや機能を充実させている。
【サービスの概要と特徴】
地元の山林所有者に無償で植林事業と森林管理業務を提供し、広葉樹を植えることで山の再生と関係人口を創出する。植林体験や企業スポンサーからの収入を得つつ、林業では異例の補助金依存度の低い経営を実現。革新的な働き方を導入し、女性も無理なく働ける職場環境を整え、就職希望者が殺到。同社でインターンや従業員として学んだ人材が全国へと事業展開することで、付加価値型林業が日本各地の拡大している。
※当局のnoteでも、以前株式会社中川を紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
木と人を育て、日本の未来をつくる(株式会社中川)
【サービスの概要と特徴】
個人宅などの使われていない駐車場を、ユーザーがアプリで予約し、1日単位で利用できる仕組み。花火大会などのイベント時の駐車場不足を解消し、また駐車場を予約制にすることで来場時間を分散し交通渋滞解消に貢献。利用者・土地所有者・主催者・地域住民・アキッパの誰もが損をしない”五方よし”の仕組みを構築。全国5万件以上の駐車場を有し、会員登録数は480万人を突破。交通分散と地域活性化に貢献している。
※当局のnoteでも、以前akippa株式会社を紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
人と人の“出会い”と“体験”をつなぐ(akippa株式会社)
【サービスの概要と特徴】
リユース品の流通業者向けに、世界への「販路拡大」と、リユース品特有の煩雑な業務を「効率化」するクラウド型の販売管理システム「WASABI SWITCH(ワサビスイッチ)」。商品を日本語で登録すれば、連携する世界34社(国内16社、海外18社)の主要ECモールに自動出品できる。また、一品ごとに品質の異なるリユース品の買取・商品登録・受注・発送・在庫管理などの全プロセスを一元管理できる。
上記以外の受賞者については、日本サービス大賞のホームページをご覧ください。
近畿経済産業局 産業部 サービス・コンテンツ産業室
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