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最終更新日:令和5年7月7日
デザイン経営に関心があり実践してみたいと希望する中小企業に対し、専門家チームが伴走支援を行います。(請負事業者:株式会社SASI)
専門家が、企業の歴史、強み、経営者の思いを引き出しながら企業のアイデンティティを目に見える形にします。そのアイデンティティに基づいて、事業内容の見直し、社内改革、広報戦略の策定等の道筋をたてていきます。
日時:2023年3月9日(木)13:20-17:00
概要:
今年度事業でデザイン経営を実践した中小企業の経営者が、その体験談や効果等について発表しました。アイデンティティの探索から始まるデザイン経営の実践について、経営者の気持ちの変遷や試行錯誤の発表に加えて、本来的にはビジネスモデルの再構築やブランド育成といった長期的取り組みにつながるデザイン経営への投資等について、有識者によるクロストークが実施されました。
2023年3月9日には大阪市中央公会堂で成果発表会を開催しました。支援に参加された経営者のメッセージの一部をご紹介します。
「デザイン経営は、自分の内面からの発露と会社の存在意義やなりたい姿を編み合わせるためのよいツールです。会社のステージによって取り組むことは異なりますが、これからの方向性のベース固めとして活用できると思います。考えや想いを言語化、図式化してくれる伴走者がいることも心強いです。」
「事業承継経営者の方に特におすすめです。 引き継ぐ企業や組織の特性と承継者のアイデンティティの再整理をすることで組織と個人の整合点を見出し、目指すべき組織運営の在り方を見出す良いきっかけを与えてくれます。」
「デザイン経営は必要で実際に無意識に行っているという会社も多くあるかと思います。ただ自社だけで実践していくということは非常に困難なことなので、質を上げるという意味でも専門家に伴走支援していただきながら実践することが重要かと思います。」
第1回(アイデンティティの抽出)
事業者の想いをしっかり理解し、その想いをモノや色といった形で表現し、さらには戦略を見える形で表すために、
デザイナーは良き聴き手となり、事業者のアイデンティティを探索しました。 第1回紹介資料はこちら
第2回(アイデアの創出;地域デザインワークショップ;中間発表)
アイデンティティの探索の後、事業課題を解決するためのコンセプトとビジネスについてデザイナーとともに検討しました。
この検討の過程で事業者に過去にデザイン経営の伴走支援を受け、今も実践している企業経営者の体験談や地域での取組を聞く地域デザインワークショップを開催しました。
また、事業者がお互いの取組を共有するための中間発表を行いました。 第2回紹介資料はこちら
第3回(アイデアの表現;地域デザインワークショップvol.2;成果発表会)
コンセプトを具現化し、事業を立ち上げていくためのデザインワークを実施しました。
また、地域デザインワークショップvol.2として、地域と自社との今後の関わり方について事業者による意見交換が行われました。第3回紹介資料はこちら
デザイン経営に関わりうる知的財産の考え方について、専門家からレクチャーを受けました。(2022/12/12開催。下記企業向け。)
今年度事業でデザイン経営を実践している中小企業6社が、相互に参考とすべく自社の進捗状況について中間発表を行いました。(2022/11/25開催。下記企業向け。)
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