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関西の産業施設訪問体験記 -紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)-

最終更新日:令和7年6月23日

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紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)

施設概要

和歌山県の伝統工芸品である紀州漆器は、600年以上の歴史を持ち、海南市「黒江地区」を中心に生産されています。

そんな黒江地区にある「紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)」では、紀州漆器の魅力や歴史を、展示・蒔絵体験等を通じて紹介しています。

施設外観

今回は、実際に施設を訪れ、蒔絵の体験をしてきました!

体験詳細

1.蒔絵の材料を選ぶ

丸盆、小判盆、弁当箱の中から蒔絵をする材料を選びます。
それぞれ桜や蝶などの下絵が描かれており、色も赤・黒から選ぶ事が出来ます。

蒔絵材料蒔絵材料

2.塗料を塗る

のりの役割をする塗料を筆につけ、絵柄の中に塗っていきます。

体験

3.色を付ける

カラフルな金属粉を、塗料を塗った所に蒔いて色を付けます。
好きな色を組合せ、オリジナルの作品に仕上げていきます。

体験

4.サインを書く

2と3の工程を2~3回繰り返し、最後にサインを入れて完成です!

体験


完成後は記念写真を撮影。
作品はすぐに持ち帰ることができ、旅のお土産にもぴったりです。

体験

体験の魅力

体験教室で講師を務める伝統工芸士の谷岡様は、「漆器は日本を代表する伝統産業であり、和食文化も世界遺産になっている中、お盆や漆器はあまり使われていない。体験教室を通じて、身近に漆器を感じてもらうきっかけ作りの手伝いをしたい。」と語ります。

その言葉の通り、体験教室では、参加者が自らの手でものづくりを体験し、その過程を通じて漆器の魅力を知ることができます。
また、体験時間は1時間から1時間半ほどで、子どもから大人まで簡単に楽しく体験できる内容になっています。

外国人の受け入れ状況について

個人・団体問わず、外国人の方も体験教室に参加することができます。
通訳同伴がおすすめですが、通訳の方がいなくても、多くの場合スマートフォンの翻訳アプリを使ってコミュニケーションを取っているとのこと。
日本語が分からない場合でも、安心して体験を楽しむことができます。

皆さんも是非、紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)を訪れてみてください!


施設情報

施設所在地

〒642-0001 和歌山県海南市船尾222

交通案内

JR黒江駅より徒歩20分
阪和自動車道海南I.C.より車で約8分


その他詳細は、関西の見学可能な産業施設ガイドにてご確認ください。
紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 国際部 投資交流促進課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6033
メールアドレス:bzl-charm-kansai[アットマーク]meti.go.jp
※メール送信の際、[アットマーク] を「@」に置き換えて送信してください。