FC大阪・OZCaF・近畿経済産業局のコラボレーション企画 ~アップサイクルデーを開催しました~
最終更新日:令和6年3月22日
近畿経済産業局は、東大阪市をホームタウンとするプロサッカークラブFC大阪と、カーボンニュートラルを推進する公民連携プラットフォーム(一社)OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション(OZCaF)とコラボレーションし、令和5年10月15日(日)に、FC大阪のホームゲーム(明治安田生命J3リーグ第31節 vs FC岐阜戦)に併せて、「アップサイクルデー」を開催しました。当日は子供から大人まで幅広い方々が訪れ、より多くの方に脱炭素、アップサイクルを知っていただく機会になりました。
ご出展いただいた皆様、お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
アップサイクルデー概要
- 日時:令和5年10月15日(日)11時00分〜16時30分
- 場所:花園中央公園 噴水広場
- 内容:脱炭素、アップサイクルに取り組む様々な魅力的な関西企業等がワークショップや製品PRのブースを出展しました。
当日の展示の様子(出展企業の例)

(※写真をクリックすると各社HPに移行します)
【株式会社トヨタレンタリース大阪】
代表者:代表取締役社長 横山 昭一郎
設立:1966年10月
資本金:1億400万円
従業員数:459名
事業内容:自動車賃貸業ほか
本社所在地:大阪府大阪市
トヨタの燃料電池車MIRAIは水素と酸素の化学反応で電気をつくり、その電気でモーターを回して走るため、走行時に温室効果ガスのCO2を排出しない、環境にやさしい究極のエコカーです。
また、家電製品等に1500wの電気を供給できるため、災害給電車としても活用できます。
今回は、MIRAIの展示のほか、MIRAIが発電した電気でトラックステージのPAシステム電源を供給し、イベントのゼロカーボン化をサポートしました。
【アイフォースリー合同会社】
代表者:代表社員 長岡 里奈
設立:2021年3月
資本金:非公開
従業員数:3人(業務委託含む)
事業内容:アイウェアの企画製造販売
本社所在地:大阪府大阪市
当社は、ロート製薬株式会社の社内ベンチャー制度「明日ニハ」にて設立。設立から2年かけ、目薬ボトル由来の廃プラスチックをアップサイクルしたサングラスとブルーライトカット眼鏡を開発しました。
通常のアイウェアとは異なりPETを使用しているため、わずか25gという軽さと心地よさが特徴です。
アイフォースリー(eyeforthree)の由来は、”あなたの目も、あの子の目も、地球も守る”。商品の売上の10%はインドの白内障手術団体にあてることで、世界の目の健康にも貢献しています。
【サンワード株式会社】
代表者:代表取締役 池田 智幸
設立:1986年2月
資本金:1,000万円
従業員数:29名
事業内容:鞄、袋物・企画製造販売
本社所在地:大阪府大阪市
当社では、鞄・袋物を中心としたOEM生産を営むと共に、引退電車部材や規格外の消防用ホース、役目を終えた懸垂幕など、廃棄となる様々な部材をバッグや小物に生まれ変わらせたアップサイクル商品等、自社企画商品を展開。商品を通して笑顔や会話が広がったり、家族や友達に思わず話したくなるような「つながるものづくり」を目指しています。電車の引退車両の部品をアップサイクルしバッグや小物を展開する当社ブランド「RAU-RAU-G
HAITETSU(らうらうじ ハイテツ)」は大阪府の「令和4年度大阪製ブランド製品」にも認定されました。
【藤田金属株式会社】
代表者:代表取締役社長 藤田 盛一郎
設立:1970年6月
資本金:1,000万円
従業員数:17名
事業内容:アルミニウム・スチール製家庭用品・家庭金物製造販売
本社所在地:大阪府八尾市
当社では、フライパンをはじめ、数多くの金属製品を製造・販売。消費者のニーズに合わせて全1240通りもの組み合わせから1つのフライパンを製造する「フライパン物語」や、持ち手が外せてパン部分をそのまま皿として使用できる「フライパンジュウ」を展開し、これまで「大阪ものづくり優良企業賞」や「大阪製ブランド認証」等数多くの賞を受賞しています。
また、フライパンの取っ手にミズノ株式会社が製造するベースボールバットの不適合材を使用したオリジナルフライパン「SWING PAN」を開発するなど、アップサイクルにも取り組んでいます。
【株式会社パレットハウスジャパン】
代表者:代表取締役 大町 浩
設立:2014年3月
資本金:880万円
従業員数:7名
事業内容:ビンテージ・デザイナーズ家具制作、空間コーディネート
本社所在地:大阪府東大阪市
当社では、関西の産業から出る木製廃パレットや建築足場古材をアップサイクルしたビンテージ系デザイナーズ家具の製造や、それらを中心とした内装空間のトータルデザインを行っています。環境に優しく、【ユニークな発想】【大胆なDESIGN】【本格家具製造技術】であることが評判を呼び、メディア掲載数多数、令和3年度には「大阪製ブランド」を受賞しています。
当社は東大阪でSDGsなものづくりを行う企業群「team SDGs MATERIAL」の一員としても活動を進めており、今回は当チームの他約10社と共にアップサイクル商品を展示しました。
【昭和製線株式会社】
代表者:代表取締役 廣瀬 康輔
設立:1956年10月
資本金:1,000万円
従業員数:20名
事業内容:ジャンパー線・鉛フリーはんだメッキ銅線の製造、裸銅線・錫メッキ銅線の伸線及びより線加工
本社所在地:大阪府富田林市
当社では、銅線加工の総合メーカーとして、ユーザーの使用用途に合わせた銅線の伸線やヨリ線加工を行っており、過去、「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞しています。
近年は、2030年以降の太陽光パネルの大量廃棄問題に着目し、立命館大学発ベンチャー企業スカラーズ株式会社と連携し、廃棄太陽光パネルのアップサイクル商品の開発に取り組んでいます。
今回は、廃棄太陽光パネルをアップサイクルした移動式給電ステーション「リテラス」を展示しました。
FC大阪のカーボンニュートラルに向けた取組

当社では、カーボンニュートラルの達成に向けて、組織運営や試合運営(選手の移動や、観客の移動、チケットやグッズ販売を含む)の全般に渡るCO2排出量の算定、可視化に取り組み、「カーボンニュートラル アクション・プラン」を策定しました。
可視化したデータから選手等の移動に伴うCO2排出量が多かったことを受け、将来的に遠征時に利用するバス等の燃料の一部をリサイクル燃料とすることを目指し、全ホームゲームにて廃食油回収を実施する等、既に具体的な取組を進めています。
更に、2022年10月、プロスポーツクラブとして初めて、中小企業版SBT認証を取得しました。
プロスポーツクラブが主体となってカーボンニュートラルに向けた普及啓発を行い、行動変容を訴求することで、更なる持続可能なまちづくりに貢献しています。
参考
このページに関するお問い合わせ先
近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 カーボンニュートラル推進室
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6055
メール:bzl-kin-smaene@meti.go.jp