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地域ブランド支援、NEXT STAGEへ
~2ブランド(丹後織物、播州織)の追加&プラットフォームの充実~

最終更新日:令和6年4月1日

近畿経済産業局は、2025大阪・関西万博を視野に、さらなる飛躍に挑戦する地域ブランドとして、新たに「丹後織物(京都府)」と「播州織(兵庫県)」を追加します。また、昨年度に選定した10の地域ブランドの中には、新商品開発段階に入った取組や、3年先を見据えた補助金の活用事例等も出てきていることに鑑み、地域ブランドのプラットフォームである、「地域ブランドネットワークサロン」をよりマーケティングを意識したものにステージアップします。

プレスリリース資料

1.2ブランドの追加について

丹後織物は、「TANGO OPEN」というブランドの発信や、「TANGO CREATION PLATFORM」など海外展開を視野にいれた取組を行っています。

また、「播州織」では、若手織物人材によるオンリーワンのものづくりや、今秋に開催予定のオープンファクトリーフォーラムが話題となっています。

このような地域の取組に加え、個々の事業者においても、経済産業省施策であるJAPANブランド育成支援等事業費補助金(以下、「JAPANブランド補助金」という。)を積極的に活用していることを踏まえ、支援モデルの地域ブランドに追加いたします。これにより支援モデルとなる地域ブランドは12となります。

丹後織物と播州織

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支援モデルとなる12の地域ブランド

<資料1>

2.プラットフォームのステージアップ

地域ブランドのプラットフォームである「地域ブランドネットワークサロン」は、昨年度、様々な「つなげる」を実現しました。今年度はより具体的に、これまでのブランディングのサポートによって生まれた試作品や事業のアイデアについて、商品化や販路開拓につながるビジネスマッチングを行うとともに、3年先をターゲットとしたマーケティングにもつなげていきます。

また、サロンの場でのコラボレーションにより、新事業進出や販路開拓等にかかる公的支援が必要な場合は、国の出先機関や支援機関等の施策の中から、適したものにつなげていくなど引き続きシームレスな施策支援も行っていきます。

地域ブランドネットワークサロン

<資料2>

3.背景にある、万博への機運の高まりとブランド支援の成果

昨年10月に選定した10のモデルとなる地域ブランドにおいては、ブランド価値の再考や新商品開発につなげている事例(※)も誕生しています<資料3参照>

また、8月31日に採択発表を行ったJAPANブランド補助金では、3年先の海外展開を見据えた地域ブランド関係の提案<資料4>もあり、万博を見据えた新たな市場獲得が期待されます。こうした事業者の取組を踏まえ、当局の地域ブランド支援も、これまで以上にマーケティングを意識した内容にシフトチェンジしていきます。

泉州タオルの事例

4.今後の展望

新たな2ブランドの追加や地域ブランドネットワークサロンの機能強化、JAPANブランド補助金の採択者にみる海外への販路開拓の意欲など、地域ブランドを取り巻く事業者等の取組、施策ニーズはますます高まりつつあります。「つなげる」をこれまで以上に効率よく効果的に進めていき、2025大阪・関西万博に向けたブランドの高付加価値化、さらに地域全体の大きな機運醸成となることを目指します。

<参考資料>

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 国際部 国際事業課 地域ブランド展開支援室
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6054
FAX番号:06-6966-6087
メールアドレス:bzl-kin-brandshitsu@meti.go.jp