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水素産業の今を知り未来につながる関係者と出会える交流イベント「関西水素産業交流ラウンジ」を初開催!

最終更新日:令和5年9月21日

 近畿経済産業局では、カーボンニュートラル実現に向けた鍵となる水素関連産業において、各企業や研究機関等が今後求める協業パートナーと出会い・交流できるマッチングイベント「関西水素産業交流ラウンジ」を初開催します。本年度は、10月26日(木)に初回、2024年2月に第2回を開催予定です。

背景

 2050年カーボンニュートラル実現に向けて、水素はエネルギー安定供給の一翼を担う新たなエネルギーとしてのみならず、日本が強みを有する成長産業の一つとしての期待が高まっています。一方で、水素の普及や産業競争力強化のためには、供給面、需要面ともに解決すべき課題が様々あり、その課題の一つが水素サプライチェーンの構築です。
 こうした中、関西は水素関連産業をけん引する大企業が数多く立地し先進的な取組を進めていることに加え、高い技術を有し部素材等を供給できる中堅・中小企業が集積しているなど、同産業の裾野の広がりが期待できる地域です。
 当局では、こうした関西の強みをさらに引き出すための活動を通じて、水素サプライチェーン構築(水素供給から需要までの一連の流れ)という課題に対して取り組みます。その具体的な取組の一環として、今年度より、各関係者間の交流を促進するマッチングイベント「関西水素産業交流ラウンジ」を新たに開催します。

取組内容について

 「関西水素産業交流ラウンジ」では、水素関連産業の先進的な取組やそれらに係る課題・ニーズの紹介等を通じ、各企業等が今後求める協業パートナーとのマッチングや関係者間の交流等を促進するとともに、関西地域における同産業の市場拡大に向けた機運の醸成を図ります。
 第1回目は大企業、中堅・中小企業の先進的な取組事例や、外資系企業による世界の水素市場の動向や大学による最新の研究開発・実証事業等の概要、自治体の取組状況等、幅広い関係者の活動内容等を紹介するとともに、各企業・団体が抱える課題・ニーズ等も併せて発表します。発表されたニーズに対し、独立行政法人中小企業基盤整備機構のマッチングシステム「J-GoodTech」を活用して、自社の強みをPRして頂くマッチング機会の創出だけではなく、参加企業同士の交流機会を提供します。
 今後も、水素関連産業に関心がある企業・団体等の交流機会を継続的に設けるなど、関係者間の顔が見える関係性づくりを促進しつつ、同産業への新たな参画者を増大させること目指します。 
 また、社会における水素の普及・定着に向けては、水素の利活用シーンや地域における水素需要の拡大など、様々な課題が存在することから、自治体や企業をはじめとする関係者と連携を図りながら、これらの課題解決に着実に取り組んでいきます。

第1回関西水素産業交流ラウンジ(令和5年10月26日(木))

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 カーボンニュートラル推進室
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6055
メールアドレス:bzl-kin-smaene@meti.go.jp