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価値共創事業

最終更新日:令和7年7月1日

「価値共創」とは

急激な情勢変化や消費者ニーズの多様化などを受け、多様な価値が要求される中で、事業者には、実現したい将来の「あるべき姿」を目指し、共に価値を創造する(=「価値共創」)パートナーとともに、イノベーションを生み出す新しい形を作っていくことが期待されているものの、価値共創事業の実態が明らかになっている事例は多くありません。

そこで、近畿経済産業局では、様々な機関と連携し、「価値共創」から紡ぐイノベーションを創出すべく様々な取組を進めておりますので、以下、取組についてご紹介します。

<各種取組>

<これまでの取組>


※各リンクは、ページ内の該当箇所に移動します(ページ内リンク)

関西・共創の森 DAYS / 2nd DAYS / 3rd DAYS

「DAYS」では、関西・共創の森の活動を中心に、社会課題の解決を目指す企業や大学・研究機関等の技術シーズ・ニーズの発表や交流を通して、 新たな出会いとそれぞれの取組の発展のきっかけとなる「出会いの場」の創出を目指します。なお、2025年度はこれまでの開催経験を活かして、他の地方経産局や新規参画メンバーと連携し、他地域の大企業も巻き込んだ形での「越境型」DAYSの企画など、従来の取組を越え、万博出展事業も含めた新たな観点からのイノベーション創出を目指します。
 これまでの取組については関西・共創の森「DAYS」のページをご参照ください。

 また、「関西・共創の森」としての取組については「関西・共創の森」のページをご参照ください。

Local X 事業

 近畿経済産業局では、「地域一体型オープンファクトリー」という手法に着目し、地域の企業群が特定の目的を持って集うコミュニティが生み出すイノベーションについて、なぜイノベーションが生まれるのかといった『要素化』、どのエリアにどのような取組があり、どのようなキープレイヤー達が躍動しているのかを明らかにする『可視化』、そして各地が出会える場をフォーラム形式で創出し、登壇者のみならず参加者も巻き込んだ互いの触発を生み出す『活性化』に取り組んできました。

 これまでの取組を通して、「地域一体型オープンファクトリー」が上述のオープンイノベーションを体現する実例と紹介する一方で、目指すべき「ソーシャル・グッド※1」は、「ものづくり」の観点に限らず、多様な観点が想定される。これは「地域の特性・個性を活かした多様性のある集団が群となってソーシャル・グッドに取り組むコミュニティ」がオープンイノベーションを体現するということであり、「地域一体型オープンファクトリー」の上位概念として、「Local X lab.」※2 という名称で提唱したところです。

※1.地球環境や地域コミュニティなどの「社会」に対して良いインパクトを与える活動や製品、サービスの総称
※2.「X」は活用できる資源・地域の特性に応じて自由に設定できることを意味する

(参考)令和4年度 地方経済産業局連携による地域一体型オープンファクトリー等を中心とした地域企業群の「予定調和のない共創」を繋ぐ「ナレッジシェア・ポート(知識移転の場)創出」実証事業報告書

 本調査結果を活かして、2023年度は、「Local X lab.」における「X」に該当する可能性のある要素は地域によって多様にあると想定されることを鑑み、各地の実例(ロールモデル)を発掘し、東日本エリアで4回、西日本エリアで4回の全8回、公開討論会形式でキープレイヤー同士が交流する場をセットし、その議論を可視化することで、「Local X」がVUCA時代における国内の次代産業クラスター政策になる可能性を検討しました。詳細は「Local X 事業」のページをご参照ください。

Local Community Forum NEW!!

近年、組織や役職を超えて、新たな発想により地域課題の解決に取り組むアトツギ・キーパーソンの連携(「コミュニティ」)が増えてきています。その中でも、社会性と経済性を兼ね備える「産業コミュニティ」は、地域におけるイノベーションの源泉になりつつあります。本フォーラムは、関西における「地域の産業コミュニティと支援機関等」が連携した自律的な「地方創生」を実現するロールモデルエリアを創り出すことを目的に開催するものです。

イベント名
日時
場所
2025年7月17日
京都府福知山市

Kansai Co-Lab.

Kansai Co-Lab.(関西コラボ)は、近畿圏内(Kansai)に所在する国の地方出先機関をハブとした、新たな産学官連携(Collaboration)を生み出す「きっかけの場=実験室( Lab.)」として、実証的に取り組むイベントです。

活力ある持続可能な地域社会の実現に向けて、地方自治体においては外部リソースとの連携による課題の解決など、多様な活動が求められています。
そこで、今回のテーマは「自治体改革の一手となる、企業・大学との連携」とし、企業連携や大学連携を模索している自治体向けに、優良な連携事例を紹介し、更には担当者間の交流を通じて、新たな連携が生まれるきっかけの場を提供します。

プレスリリース資料

日時
イベント名
場所
開催報告
Kansai Co-Lab. Vol.2(2025年3月7日)
令和6年度産学官連携推進実務者会議
ナレッジキャピタル アクティブスタジオ
Kansai Co-Lab. Vol.1(2024年10月10日)
池田泉州銀行 GUTSUGUTSU

NEXT関西イノベーションマッチング / セミナーイベント

近年のオープンイノベーションイノベーションの潮流や知財マネジメントの重要性に関する情報等を共有するとともに、社会課題解決のためのイノベーション創出に向け、参加者の相互理解を深めることを目的としたイベントをはじめ、「価値共創」を促進するセミナーイベントを開催しています。

イベント名
日程
NEXT関西イノベーションミーティング2024
「循環」×「未来」 Featuring 関西・共創の森「2nd DAY6」
2025年3月7日
NEXT関西イノベーションミーティング2024
「アグリ」×「未来」 Featuring 関西・共創の森「2nd DAY3」
2024年10月4日
NEXT関西イノベーションミーティング2023
「社会を支える」×「未来」 Featuring 関西・共創の森「DAY6」
2024年1月15日
NEXT関西イノベーションミーティング2023
「暮らし」×「未来」 Featuring 関西・共創の森「DAY4」
2023年9月26日
2021年10月22日/2021年11月9日

Local Luxury

「地域の風土、歴史、産業や記憶、そして人」 歴史的価値を有し可能性を秘めた地域・企業を舞台に、 キーパーソン・アトツギが集い有識者との交流を通し学びを深め「ローカルラグジュアリー※」を実証することにより、付加価値の高い地域産業を創り出す価値創造セミナーを京都府北部エリアを中心に実施。新たなローカルラグジュアリーの創出を目指し実証に取り組む。
 ※単に贅沢や高価であるということではなく、その土地でなければ味わえない貴重で豊かな体験やそこで過ごす時間。

イベント名
日時
場所
2025年3月12日
オンライン開催
Local Luxury Vol.5
※「オープンファクトリーの魅力と産業ツーリズムの可能性」とのFeaturing形式での開催
2025年2月19日
和歌山県和歌山市
2025年1月31日
大阪府大阪市
2024年11月14日
京都府福知山市
2024年9月24日
京都府宮津市・舞鶴市
2024年7月4日
京都府与謝野町

〈報告書〉※経済産業省近畿経済産業局公式note掲載 NEW!!
令和6年度、京都府北部を舞台に「ローカルラグジュアリーの実証事業」を実施しました。
実施事業によって導き出されたVUCA時代における地方創生2.0の一つの手段、「地域の魅力の発掘とイノベーション創出につながる越境」について、報告書を以下の通りとりまとめました(全4編)。
【全編(PDF版)】地域の魅力を現場起点で問う新たな地方創生~ローカルラグジュアリー実証報告~

地域の魅力を現場起点で問う新たな地方創生~ローカルラグジュアリー実証報告(前編)~
地域の魅力を現場起点で問う新たな地方創生~ローカルラグジュアリー実証報告(中編)~
地域の魅力を現場起点で問う新たな地方創生~ローカルラグジュアリー実証報告(後編)~
地域の魅力を現場起点で問う新たな地方創生~ローカルラグジュアリー実証報告(特別編)~

参考資料

 ※令和3年度「企業による価値共創事業の実態調査」について
 ※関西における「共創空間」MAP(インターネット等に公開されている情報を元に作成(令和4年3月時点))
 ※令和4年度「大阪・関西万博を契機とした価値共創活動促進事業」(拡張EXPO共創ラボ事業)調査報告書

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 地域経済部 地域連携推進課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6013
FAX番号:06-6966-6077