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部素材産業-CNF(セルロースナノファイバー)実用化への取組み

最終更新日:令和7年1月14日

新着情報

概要

 近畿経済産業局では、次世代のバイオマス素材として「未来投資戦略2018」にも位置づけられているセルロースナノファイバー(CNF)の実用化を図るため、(地独)京都市産業技術研究所との共同事務局のもと、平成26年12月から「部素材―CNF研究会」を運営し、関西に業界の拠点を有する不織布、プラスチック、ゴム関連企業等を中心に、CNFとの複合化による新素材開発を目的とした企業連携体の組成等の各種支援を行ってきました。

 平成29年12月には、グローバル・ネットワーク協議会や全国のCNF支援組織等と連携・協力のもと、全国規模での常設的なマッチング事業が実施できるよう「新素材ーCNFナショナル・プラットフォーム」を立ち上げました。

 引き続き今後も京都市産業技術研究所等の関係機関と連携をより深めながら、CNFの社会実装の更なる加速化を目指しています。


セルロースナノファイバー(CNF)とは

新素材CNF(セルロースナノファイバー)のご紹介チラシ

エコでしかも高機能ってほんと?新素材CNFのご紹介

 ※画像をクリックするとPDFファイルが開きます

特徴

◆ 次世代のバイオマス素材として、「未来投資戦略2018」に位置づけられている夢の新素材。

◆ 木材から化学的・機械的処理により取り出した直径数~数十ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)の繊維状物質。

◆ 鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を持ち、熱による膨張・収縮が少なく、環境負荷の少ない植物由来の素材。

製造工程の概要

製造工程は、木材をチップ化・パルプ化するところまでは紙と同じ工程であり、パルプをナノ化するところに特徴があります。

製造工程概要

主な用途展開

高強度やガスバリア性、増粘性等、様々な特性を活かした製品開発がされています。

用途展開

成果事例

成果事例集

令和2年度 成果事例集


成果事例(企業)(※五十音順)

神栄化工株式会社

第一工業製薬株式会社

ダイワボウプログレス株式会社

株式会社陶葊

八光産業株式会社

株式会社服部商店

利昌工業株式会社

株式会社吉川国工業所

相談窓口

誰でもいつでもCNFの実用化に関する相談ができる専用の窓口を設置しております。
CNFに関心をお持ちになった企業や研究者におかれましては、是非お問い合わせ下さい!

★京都市産業技術研究所
 TEL:075-326-6100 
 CNFお問い合わせフォーム cnf_npf@tc-kyoto.or.jp

過去の事業内容

事業概要ページ

関西CNFプラットフォーム

 令和4年度

 令和3年度

・新素材-CNFプラットフォーム事業

 令和2年度 

 令和元年度

地方独立行政法人 京都市産業技術研究所

京都大学生存圏研究所 生物機能材料分野

ナノセルロースジャパン

ふじのくにCNFフォーラム

四国CNFプラットフォーム

全国鉱工業公設試験研究機関保有機器・研究者情報検索システム

このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 産業部 製造産業課 
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6022
FAX番号:06-6966-6082