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PR冊子「Rethink Designers Report 2024」を公表

最終更新日:令和7年4月16日

 近畿経済産業局では、令和5年度、廃棄問題等に対し、サプライチェーンや業種を超えて複数事業者間で連携する先行事例15プロジェクトを調査。 取組が継続し今後加速化させていくためのポイントを「Rethink Design」と銘打ち、調査で得た知見や事例をとりまとめました。 調査で得られた示唆として、モノ自身やその関わり方に対し価値を捉えなおし(Rethink)、組織の垣根を超えてライフサイクル全体での資源循環と連携による企業の付加価値を高める(Design) 「Rethink Design」という考え方が、事業者が動静脈連携ひいてはサーキュラーエコノミーをビジネスとして取り入れるうえでの鍵となることがうかがえました。

 今後、この調査で得られた知見の浸透と実践企業等の拡大を目指すべく、当局では「Rethink Design プロジェクト」を推進します。
 本プロジェクトでは、「視点を変えれば、価値がめぐる」をスローガンに、1.事例の「可視化」・「要素化」、2.アクションの「活性化」、3.知見の「体系化・浸透」に努めることで、サーキュラーエコノミーの取組に挑戦する事業者等に対し、「Rethink Design」に基づく思考変容と行動変容を促し、循環性の高いビジネスモデルに資する新たなプロジェクト創出に取り組みます。

事例の「可視化」・「要素化」 Rethink Designers Report~価値共創から紡ぐサーキュラーエコノミー~

Rethink Designers Report 2024(令和6年5月16日公表)

 近畿経済産業局では令和5年度、廃棄問題等に対し、サプライチェーンや業種を超えて複数事業者間で連携する先行プロジェクトに着目し、目指す方向性やプロジェクトを通じて生まれた新たな価値について、26者、15プロジェクトに調査・分析を行い、本調査で得た知見や事例をとりまとめました。

調査結果のポイント

  • 先行プロジェクトに共通する特徴として、モノ自身やその関わり方に対し価値を捉えなおし(=Rethink)、組織の垣根を超えて、組織の垣根を超えて、ライフサイクル全体での連携によりモノを資源として循環させるとともに、ブランド化やストーリー性、意匠性の付与等により環境や地域のみならず、企業にも新たな付加価値をもたらす(=Design)ことが窺えました。このような示唆を 「Rethink Design」と銘打ち、事業者が動静脈連携ひいてはサーキュラーエコノミーに取り組むうえでの鍵になると整理しました。
  • また、プロジェクトを継続していくことで、環境に貢献するだけでなく、企業の新たなブランディングや事業展開、雇用、地域でのコミュニティ醸成につながっている示唆もありました。

完全版

Rethink Designers Report 2024
Rethink Designers Report 2024

事例の「可視化」(画像をクリックすると個別事例をご覧いただけます。)

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このページに関するお問い合わせ先

近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・資源循環経済課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6018
メールアドレス:bzl-kin-kankyo@meti.go.jp