Rethink Design プロジェクト
最終更新日:令和7年6月20日
環境問題や資源制約に加え、企業の成長機会の観点から、サーキュラーエコノミー(以下、CE)への移行が急務であり、政府は、CEへの移行を国家戦略として推進。CEへの移行は、サプライチェーン全体のあらゆる企業の変革を伴うものと認識。
近畿経済産業局は、CEへのビジネス移行を支える考え方として、モノ自身やその関わり方に対する価値転換と価値創造を「Rethink Design」と銘打ち、CE実践者のコミュニティ形成を通じて、新たなCE関連ビジネス創出を目指す本プロジェクトを推進しています。
具体的には、関西各地の各分野で躍動するCEの①実践事例の「可視化」「要素化」、②実践者同志の更なるアクションの「活性化」③知見の「体系化・普及」を意識した取組を実施しています。

CEへのビジネス移行を支える考え方「Rethink Design」
令和7年度の取組
事例の「可視化」・「要素化」~事業者版~
Rethink Design Report 2025~モノの価値と未来を創る企業のためのサーキュラーエコノミー実践知~(令和7年3月24日公表) NEW!
今年度は、CEをビジネス実装するうえでカギとなる考え方「Rethink Design」に基づき、17の先進プロジェクトおよびコンセプト事例に調査分析を行い、モノ自身やモノとの関わり方を捉えなおした価値(Rethink)のポイントならびに価値をデザインするまでの歩みの観点から事例を紹介しました。(事例の「可視化」)
調査結果のポイント 事例の「要素化」
- (1)価値の転換、(2)価値を循環させる手段(循環型のビジネスモデル)、(3)価値を高める工夫とそれに伴う企業への付加価値 の3つのポイントから各事例の実践知を明らかにすることができました。
- サステナブルな価値の「見つけ方」、「つくり方」のみならず、価値の受け手(消費者)の感性に訴求するような「伝え方」の工夫が見られ、ものづくりのみならず、コトづくりの重要性を再認識することができました。

調査から窺えた循環型のビジネスモデル
PR冊子 完全版

Rethink Design Report 2025
事例の「可視化」(画像をクリックすると個別事例をご覧いただけます。)

廃棄衣料のアップサイクル
「commpost(コンポスト)」

シューズのサーキュラーデザイン
「NIMBUS MIRAI」

持続可能な寝具生産と消費の形態
「RENMEN®」

衣類の資源循環の取り組み
「oHOHo CYCLE PROJECT」

asunowa(あすのわ)再生ストレッチ

廃棄繊維のアップサイクル
「Colour Recycle System」

サーキュラーエコノミー実現に向けた
「ラベルtoラベル」

循環型社会の共創の在り方を問う
サーキュラーコミュニティカードゲーム

裁断くずのアップサイクル
「UpcycleLinoTM」

プラスチックとの共存を問う
対馬オーシャンプラスチックシリーズ

循環型リサイクルハンガー

KURAMAE モデル

化粧品・トイレタリー容器の
循環型リサイクルシステム

SminkArt(スミンクアート)

Circularity Design Tool Pool

SUTENAI CIRCLE

サーキュラーデザインビルド®
事例の「可視化」・「要素化」~自治体版~
これまでの取組
事例の「可視化」「要素化」Rethink Design Report
アクションの「活性化」Rethink Design Meetup
知見の「体系化・普及」
このページに関するお問い合わせ先
近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・資源循環経済課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6018
メールアドレス:bzl-kin-kankyo@meti.go.jp