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最終更新日:令和7年4月16日
近年、環境問題や世界的な資源需要の高まり等の資源制約に加え、成長機会の観点から、サーキュラーエコノミー(以下、CE)への移行が喫緊の課題となっています。CEの実現に向けては、動静脈連携(※)はじめサプライチェーンや業種の垣根を超えた関係主体の連携が重要となります。
※経済活動(モノの流れ)を血液循環になぞらえたもので、生産から小売に至る「動脈産業」と消費後のリサイクル等を担う「静脈産業」の連携を指す。
そこで近畿経済産業局では、令和5年度からサプライチェーンや業種を超えて複数事業者間で連携するCE実現に向けた先行事例を調査。調査から窺えたCEをビジネス実装するうえでカギとなる考え方を「Rethink Design」と銘打ち、モノ自身やモノとの関わり方に対する価値の捉えなおし(Rethink)価値転換したモノをいかに廃棄を前提としないライフサイクル全体での資源循環とビジネスモデルをデザインしていくかというポイントを整理。
今後、この勘所の普及と実践を通じて、より多くの事業者等がCEを自分事として捉え、新たなアクションにつなげるべく、当局では「Rethink Design プロジェクト」を推進します。
本プロジェクトでは、「視点を変えれば、価値がめぐる」をスローガンに、主に関西各地の各分野で展開される 1.実践事例の「可視化」・「要素化」、2.実践者同志の更なるアクションの「活性化」、3.知見の「体系化・浸透」を意識した活動を展開することで、CEの取組に挑戦する事業者・自治体に対し、「Rethink Design」に基づく思考変容と行動変容を促し、循環性の高いビジネスモデルに資する新たなプロジェクト創出・実装に取り組みます。
サーキュラーエコノミー実現への鍵「Rethink Design」
プロジェクトのアウトプット(事業者版)
今年度は、CEをビジネス実装するうえでカギとなる考え方「Rethink Design」に基づき、17の先進プロジェクトおよびコンセプト事例に調査分析を行い、モノ自身やモノとの関わり方を捉えなおした価値(Rethink)のポイントならびに価値をデザインするまでの歩みの観点から事例を紹介しました。(事例の「可視化」)
近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・資源循環経済課
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