トップページ > 施策のご案内 > 環境・リサイクル > サーキュラーエコノミー(循環経済) > 「令和2年度産業廃棄物等有効活用における環境問題解決に資する技術動向等調査」事例集について
最終更新日:令和6年4月25日
事業活動から出てくる産業廃棄物は多種多様であり、それぞれの廃棄物が対象となる法律に従い、適正に処理することが求められます。
また、循環型社会の形成に寄与していくためにも、廃棄物の排出事業者や処理業者は、廃棄物の発生を少しでも減らし、リユースやリサイクルを進めていくことが重要です。
近畿経済産業局では、産業廃棄物の適正処理・有効活用について、環境問題の解決を図りつつ、新たな技術の開発・導入や事業者間での連携などにかかる先進的な事例を調査しました。
これらの取組には調達・生産・消費・廃棄といった一方通行の経済システムから循環経済(サーキュラー・エコノミー)にシフトチェンジするための工夫が随所に見られます。
この事例集が、産業廃棄物を排出される方や処理する方だけでなく、事業活動を行う全ての方にとって環境負荷の低減や限りある資源の有効活用の参考となり、さらには地域経済の活性化やSDGs達成に向けてのヒントになれば幸いです。
|
企業名 | 取組概要 |
---|---|---|
1 | 株式会社ティービーエム |
飲食店の排水油脂を用いた都市型バイオマス発電 “フード・グリーン発電システム” |
2 | 株式会社トーヨー養父バイオエネルギー |
国家戦力特区に開設したメタンガス発電所が推し進める エネルギーの地産地消モデル |
3 |
三重リサイクルセンター (三重中央開発株式会社) |
トランスヒートコンテナの運用で地域貢献を図る 大規模リサイクル施設 |
4 | 水島エコワークス株式会社 |
産業廃棄物と一般廃棄物を一括処理する ゼロエミッション・コンビナート |
5 | 滋賀バイオマス株式会社 | 各地で排出される廃棄物系バイオマスを活用したバイオコークスの高付加価値化・流通促進を目指し、地域活性化に挑む |
6 | 比留間運送株式会社 |
ALC端材とバイオマスを混合して作る 良質な屋上緑化用人工軽量土壌 |
7 | 株式会社グリーンアローズ関西 |
廃石膏ボードの適切な処理と再利用を実現させた 新たな事業会社の設立 |
8 | 平林金属株式会社 | ポストFITを見据え、太陽光パネルのリサイクルに取り組む |
9 | 株式会社島津製作所 |
サプライチェーンとの協働による IoTセンサーを活用した廃プラスチック回収システム |
10 | 清水建設株式会社 |
再生PET繊維で補強し、品質向上と環境負荷低減を図る コンクリート製トンネルの施工 |
近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 環境・資源循環経済課
住所:〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
電話番号:06-6966-6018
メールアドレス:bzl-kin-kankyo@meti.go.jp